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サクラセブンズ(女子7人制日本代表)が参加するIRB女子セブンズワールドシリーズブラジル大会第2日の試合結果が入った。日本代表は7位/8位決定戦でオランダに勝ち、7位で大会を終えた。これは男女日本代表を通じて、IRB主催のワールドカップ・セブンズやセブンズワールドシリーズでの最高成績となる。
◇試合結果(2月22日)
■カップ準々決勝
日本代表 0-27 オーストラリア(前半0-17)
■プレート準決勝
日本代表 5-10 ロシア(前半5-5)
■7位/8位決定戦
日本代表 13-5 オランダ(前半5-0)
◎浅見敬子ヘッドコーチのコメント
「ブラジル大会は最後の最後までジャパンらしく走り切ることができたので嬉しく思います。ただ、世界の壁は厚く、特にオーストラリア戦では集中していてもミスが出てしまったり、オーストラリアに対して縮こまってしまうところがありました。その後のロシア戦は思い切り挽回し、勝てるゲームでしたが、勝てませんでした。そこに一枚壁があると痛感しました。
このチームは負けを知ったからこそ強くなれるチームなので、最後のオランダ戦は選手、スタッフ全員、勝とうという気持ちで1つになって戦えました。ただ、2人目のサポートの寄りの遅さや一人ひとりの強さにはまだまだ課題があります。ラグビーの上手さではなく、フィジカル面やスピード面が、今回も非常に世界との差を痛感させられた点です。しかし、私たちは運動量や反応の速さで勝ってきました。これを自信に思って、今年の9月又は10月に行われる『IRB女子セブンズワールドシリーズ2014-2015』のコアチーム昇格決定大会を勝ち抜き、来シーズンはシリーズ制覇を目指したいと思います」
◎中村知春キャプテンのコメント
「オーストラリア戦は圧倒的な差で負けてしまいましたが、ロシア戦はクロスゲームに持ち込むことができました。結果的に負けてしまいましたが内容としては悪くない試合だったと思います。敗因は、しんどいところでもう一歩の我慢ができなかったところです。オランダ戦は接戦を勝ちきることができました。シンビンも出ましたが、落ち着いてアタックできたところが勝因だと思います。
一段一段ですが大会7位まで上がることができて、チームとしての成長を感じます。これまで本当に多くの負けを知っている分、私たちは強くなれていると思います。9月又は10月に行われる『IRB女子セブンズワールドシリーズ2014-2015』のコアチーム昇格決定大会に向けて、まだまだ強くなる可能性があるチームです。アタックの幅を増やして、しっかり粘り強い日本のラグビーを体現していきたいと思います。皆様からの応援、ありがとうございました」
村上 晃一
ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。
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