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11月4日の朝は、京都市中京区にある島津製作所のグラウンドで行われた、京都バーバリアンズクラブ主催のU13(13歳以下)ラグビー大会「JUNIOR RUGBY U13 KYOTO Barbarians TROPHY」をのぞいてきた。試合機会の少ない中学1年生に試合機会を与え、小学6年生までを対象とすることで、小学校と中学校の垣根を取り払って一緒にラグビーを楽しむ大会である。これが記念すべき第1回目。

ラグビースクールや中学の単独チームあり、混合チームありの全10チームが、20分ずつの試合を行い、優勝を争う。チャンピオンになると、「バーバリアンズ・トロフィー」が贈られ、このトロフィー獲得のために今後はすべてのチームに挑戦権がある。ニュージーランドのランファリーシールドのような仕組みだ。そして、試合の後には、必ずアフターマッチファンクション(試合後の交歓会)をするように呼びかけている。

この日の大会でも、試合のあとは、選手達が体育館の会議室でアフターマッチファンクションを行っていた。お菓子をほおばりながら相手チームの選手と話し、レフリーのスピーチ、両キャプテンのスピーチがあり、優秀選手を両チームから選んで記念品を渡す。選手達は照れながらも、スピーチに拍手を送り、試合のことを語り合っていた。
参加していたのは、音羽中学、京都西ラグビースクール、向島中学、上京中学、藤森中学、同志社中学、洛南中学、西陵中学、四条中学、京都プログレラグビークラブ。単独チームでできないところは、合同チームで戦った。
雨が心配されたのだが、試合が始まるころには、太陽が顔をのぞかせた。子供達にラグビーを好きになってもらうように奔走した関係者の熱意に応えてくれたかのようだった。

そして、スタッフが着ていたこのTシャツ。背中には、「みんなで、京都にラグビー専用スタジアムを作ろう!」と書かれている。気合が入っている。夢がある。開会式であいさつしたバーバリアンズクラブ代表の大島さんが一言、「何やってもええから、楽しんで! 以上!」。最高のスピーチ。子供達は試合がしたくて、うずうずしている。楽しむことが一番大事なのだから。
中学、高校、大学、社会人で区切らずに、つながりを作る。それが生涯ラグビーを楽しむラグビー人を育てる。とてもいい試みだと感じた。
村上 晃一
ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。
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