人気ランキング
コラム一覧
昨夜はひさしぶりにJSPORTSで解説を担当しない秩父宮ラグビー場で旧知の友人、知人に会って楽しい時間を過ごした。そこで、高校生のラグビー部集団を目撃して、どこの学校かな、と思っていたら、知人が教えてくれた。「彼ら、ほとんどいつも来ている。行儀もいいよ」。
その日に手に入れたラグビーマガジン11月号にその高校のレポートを発見した。駒澤大学高校である。記事によれば、彼らは9月になればほぼ毎週末のように秩父宮ラグビー場で開催されるトップリーグや大学の試合を観戦し続けている。
高校からラグビー部を始める選手が多いため、見せるのだそうだ。詳しくはラグマガを読んでいただきたいのだが、初心者に細かいことを口で説明するより、いい試合を何度も見せたほうが効果があるという考え。コーチの葛西さんが言っている。「ただ試合を見るだけじゃなく、そこにあるドラマをストレートに感じてほしい。それは、自分たちのドラマにもつながるんだ、と」。実際に、試合に触発されて大学でもラグビーを続ける選手が多いのだとか。
この考え方、とてもいいと思った。もちろん、秩父宮ラグビー場まで学校が近いということが大きいけれど、それならばもっと近い学校はたくさんあるわけで。費用の問題が気になるところだが、部員はみんなで、ラグビー協会のJRFUメンバーズクラブのユース会員になっている。ユース会員は、入会金の1,000円を払えば、18歳3月までは全試合を無料で観戦できるのだ。
そういえば、その彼らは、昨日、メインスタンドの上段に座っていたのだが、東芝のクーパ・ブーナ選手が、試合前にファンサービスで投げ入れるボールをそこまで投げた。僕は飛んできたボールだけ見たのだが、知人がブーナの投げたボールだと教えてくれた。どんだけ肩強いんだ、ブーナ。

今月号のラグビーマガジンは大学特集。ファン必携の写真名鑑付き。しかし、本誌の表紙はサントリーを破ったNECの田村優だ。タイミング的には当然ですな。

村上 晃一
ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。
あわせて読みたい
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
ジャンル一覧
人気ランキング(オンデマンド番組)
-
【限定】ラグビーワールドカップ2027 オーストラリア大会 プール組分け抽選会
12月3日 午後6:00〜
-
【先行】ジャパンラグビー リーグワン2025-26 プレシーズンマッチ 埼玉ワイルドナイツ vs. 東京サンゴリアス
11月29日 午後12:50〜
-
ラグビー 関東大学対抗戦2025 帝京大学 vs. 慶應義塾大学
11月30日 午後12:50〜
-
【限定】ジャパンラグビー リーグワン2025-26 メディアカンファレンス
12月2日 午後1:55〜
-
ラグビー 関西大学リーグ2025 京都産業大学 vs. 天理大学
11月30日 午後1:50〜
-
【先行】ジャパンラグビー リーグワン2025-26 プレシーズンマッチ トヨタヴェルブリッツ vs. コベルコ神戸スティーラーズ
11月29日 午後12:50〜
-
【限定】ラグビー 関東大学リーグ戦2025 関東学院大学 vs. 日本大学
11月29日 午後1:50〜
-
【限定】ラグビー 関西大学リーグ2025 関西大学 vs. 摂南大学 / 立命館大学 vs. 同志社大学
11月30日 午前11:35〜
J SPORTSで
ラグビーを応援しよう!
