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5日は、全国高校大会の準決勝だった。東大阪市の花園ラグビー場は準々決勝の入りよりは密度が薄かったが、それでも1万人以上の観客が詰めかけた。
第1試合は、スケールの大きなチーム同士の好勝負が期待されたのだが、キックオフ直後から何度もディフェンスを破った常翔学園が勢いに乗って攻め続けた。前半8分、LO高本のトライを手始めに計9トライの猛攻だった。
注目の重一生はFBで先発し、腰の安定したステップワークで次々にタックラーを振り切った。22分、自陣22メートルライン内で相手ボールを奪い(ジャッカル)、一気に抜け出したプレーは圧巻だった。久我山は大型FWで圧力をかけることができなかった。「練習してきたことを、全部出し切ってくれた。100点満点です」と常翔学園の野上監督。1998年度大会以来の決勝進出に手ごたえをつかんでいた。
第2試合は、御所実業の鉄壁のディフェンスを茗溪学園の展開ラグビーがどう破るかに注目が集まったのだが、御所の多彩な攻撃力が光る内容となった。前半10分、モールを押し込んでSH柏原がトライすると、13分には、茗溪のキックの処理ミスをついてトライ。茗溪WTB大芝にトライを返されたが、モールで縦に崩したかと思えばワイド展開と、プラン通り着々と加点した。
茗溪SH大越は、「御所はブレイクダウンに人数をかけてくると思ったけど、そこを捨てて横に広がっていた。僕らは横に動かしているだけになった。パスのコースにも入って来るし、素晴らしいディフェンスをされたと思います」と相手を称えた。
御所が最終的に8トライを奪う快勝だった。「生徒たちが一年間やってきたことを最後までやり通してくれた」と竹田監督。全身全霊をかけて育てたチームが決勝に進出し、「あとは楽しんでくれれば」と笑顔を見せた。試合後は、お互いのチームが花道を作って送り出すさわやかな交流もあった。点差は開いたが、互いの持ち味が交錯する面白い内容だった。
決勝戦は、1月7日、午後2時より、常翔学園対御所実業というカードになった。
■全国高校大会準決勝結果
國學院久我山●0-57○常翔学園(前半0-26)
御所実業○48-17●茗溪学園(前半15-7)
村上 晃一
ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。
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