人気ランキング

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム一覧

ラグビー コラム 2012年5月5日

ワールドユース最終日

ラグビー愛好日記 by 村上 晃一
  • Line

20120505

5月5日、ワールドラグビーユース大会最終日は快晴だった。ラグビーをするには暑すぎるくらいだったかもしれない。各順位決定戦が行われたが、7位・8位決定戦では、東福岡と御所実業が対戦し、互角の好勝負になったが、28-14で御所実業が勝利した。東福岡は、昨日までより、ボールを展開してテンポを出そうとしていたが、抜け切れないシーンが多かった。御所の竹田監督は今大会を振り返って「ディフェンスが外国のチームに通用したのは収穫です。最後は3年生がしっかりまとまってくれればよかった」と話していた。

5位・6位決定戦では、ウルグアイのブリティッシュスクールズが、常翔学園の突破を許さず、35-17で快勝。3位・4位決定戦は、東海大仰星のグラウンドの横幅いっぱいを使った攻撃を、トンガカレッジが止め続け、ボールをもぎとるターンオーバーを連発。38-12で勝った。

201205051

そして決勝戦は、ニュージーランド(ケルストンボーイズハイスクール)とイングランド(トルロカレッジ)のテストマッチのような戦いになった。試合前は両国国歌吹奏。ケルストンのハカを、トルロがハーフウエェイラインまで前に出て見据えた。試合は、パワフルなトルロが縦攻撃を軸に前に出て、ケルストンがキャプテンのSOマシュー・ヴァエガらの個人技で切り返す白熱の攻防となった。最終スコアは、37-24。勝利を義務付けられたニュージーランドラグビーのプライドを見せるようにケルストンが快勝。初優勝を飾った。

試合後、多くのお客さんが、足早にバス停に向かった。我々JSPORTSの実況、解説陣も、博多のレベルファイブスタジアムへ急ごう!

村上晃一

村上 晃一

ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

人気ランキング(オンデマンド番組)

J SPORTSで
ラグビーを応援しよう!

ラグビーの放送・配信ページへ