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ラグビー コラム 2012年2月21日

桐蔭学園4連覇&六甲ファイティングブル情報

ラグビー愛好日記 by 村上 晃一
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2月11日から熊谷ラグビー場(埼玉県)で行われていた「関東高等学校ラグビーフットボール新人大会」は、19日に決勝戦が行われ、桐蔭学園が國學院久我山を15-14で破って4連覇を達成した。知人がその内容を送ってくださった。

要約すると、開始2分、桐蔭WTB桑原がノーホイッスルトライ。その後は、久我山FWの激しいディフェンスで一進一退。桐蔭がPGで10-0とするが、久我山もトライを返して、10-7で前半終了。後半、久我山が攻勢に出て10-14と逆転。このあとは、桐蔭が花園での東福岡戦を髣髴される猛攻で、ボール繋ぎ、トライして15-14と逆転に成功した。ただし、桐蔭も課題が多く、藤原監督は険しい表情だったとか。福岡県では、先日、東福岡が筑紫に敗れたが、今年の高校ラグビーの混戦になりそうで、楽しみだ。

2月25日から、第49回を迎える「日本ラグビーフットボール選手権大会」が始まる。1回戦の組み合わせがすでに発表になっているが、大学王者の帝京大学と対戦する六甲ファイティングブルから、プレスリリースが届いた。ご紹介したい。

≪六甲ファイティングブルは09年度の第47回大会に初出場しましたが、同じ帝京大学に7-76で大敗。今回はそのリベンジに燃えています。島田啓文(29歳・伏見工→帝京大→ワールド)、小西賢一(26歳・東海大仰星→京産大→神戸製鋼)、田村和也(35歳、布施工→近大→ワールド→リコー)のトップリーグを経験する第1列は抜群の安定感を誇り、タウモエピアウ兄弟(ともに大阪産業大学)の突破力は第19回全国クラブ大会優勝の原動力ともなりました。
 六甲にはプロップの島田をはじめ、スタンドオフの由良康美(35歳・啓光学園→帝京大→ワールド)、フルバックの加島諒典(長崎工→帝京大→三菱電機プラントエンジニアリング)、フランカーの伊藤宏成(29歳・啓光学園→帝京大学→エフ・ピー商事)の4人の帝京大OBが所属。岩出雅之・帝京大監督との「師弟対決」 に燃えています。
 特に加島は昨年は帝京大学の主務で大学日本一を経験しており、「大学4年間の恩をプレーで返し、後輩に一泡吹かせたい」と張り切っています。元ワールドで帝京大キッキングコーチを務める元日本代表・福岡幸治氏に対し、六甲のロック大内亮助、ウイング内山将文らワールド勢も「因縁対決」に負けられません。またワールドがトップリーグ時代に長年主将を務めてきたフランカー舛尾敬一郎(37歳・大分舞鶴→専大→ワールド)も、「チャレンジ、そして泥臭く」とメンバー入りを狙っています。
今回は土曜日開催ということで、多くの選手が通常勤務をこなした金曜日の夜、東京入りします。仕事の都合上、当日の早朝に会場入りする選手もいます。主将の鎌田崇史(30歳)は「日本のラグビーを底辺から支えているのは、僕らクラブラガーだというプライドを見せたい。挑戦する壁が高ければ高いほど毎日を過ごすモチベーションになります。ラグビーのない生活なんて考えられません。自分たちの1年間を思い切りぶつけたい」と胸をたぎらせています。相手は同志社大学以来の大学3連覇を成し遂げた帝京大学です。全国約700のクラブ代表の誇りを胸に、悲願の「クラブ初勝利」を目指します≫

村上晃一

村上 晃一

ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。

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