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30日は全国高校大会2回戦が行われた。シード校も登場し、例年お客さんの多い日でもあるのだが、12時30分くらいから強い雨になって、観戦するには厳しいコンディションだった。1回戦を突破したチームがシード校にチャレンジする試合は特に注目が集まるのだが、大接戦となったのが、Bシードの慶應義塾と長崎北陽台の試合だった。後半は長崎北陽台ペースになり、12-12で迎えた後半26分、長崎北陽台のSO山崎がPGを決めて15-12とするが、その後のキックオフのリターンで長崎北陽台がペナルティ。慶應は、ここでPGを狙わずあくまで逆転に向けて攻め続け、最後は交代出場の村井が中央やや右寄りにトライ。17-15と劇的な逆転勝利をあげた。

結局、シード校はすべて勝ち残った。Aシードの東福岡、桐蔭学園、大阪朝鮮、流通経済大柏は実力の差を見せつけ、Bシードでも、伏見工業、東海大仰星らが大勝スタートを切った。Bシードの秋田工業に敗れたものの、明和県央はボールをよく動かす好チームだった。ノーシード同士での対決でも、大阪桐蔭対佐賀工業(12-7)、常総学院対札幌山の手(27-19)など僅差の好ゲームもあった。どのチームももう1試合勝てばまた強くなれるのに、ここで終わってしまうのはもったいないと思うチームばかりだ。写真は、國學院久我山対仙台育英戦。終盤、反撃に出る仙台育英。
僕が見た試合の中では、東海大仰星のWTB小原のステップワークとスピードに目を見張ったのだが、桐蔭学園のWTB竹中、FB松島も独走を披露。小林深緑郎さんは、深谷の1年生SO山沢のセンスに感心していた。

きょうも、ゆるキャラたちが登場し、交通安全を訴えていた。せんとくん、トライくんが一緒にいるのは、不思議な感じ。
追記◎きのう、トップリーグでまだ見ていなかった神戸製鋼対サントリーの録画を見たのだが、大畑大介対小野澤宏時のマッチアップにしびれた。止める大畑、大畑のタックルを受けながらもトライする小野澤、そして、抜かれそうになりながら俊敏な戻りで足を払って小野澤を倒す大畑。いいもの見たなぁ。生で見たお客さんが羨ましい。
お答えします◎トップリーグ関連のコメントで、クボタスピアーズについて、一年で戻って来られるか?という旨のものがありましたが、もちろん、その実力は十分だと思います。今季の不振は、組織ディフェンスの乱れが主要因ですが、ヒュー・マクメニマンなど主力の負傷も影響は大きかったと思います。ディフェンスシステムを再構築するだけでも、トップリーグでもっと勝てるはずだし、来季はいい新人も入ってきます。期待できると思いますよ。
村上 晃一
ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。
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