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台風の中、観客数は3,743人。試合後、日本代表の菊谷キャプテンは、その客席を見つめて申し訳なさそうな顔をしていた。コメントを聞こうとして選手達に尋ねても歯切れは悪い。そういう試合だった。
立ち上がりは、SOアレジのPGで先制し、7分にはゴール前スクラムからCTBニコラスが縦に切れ込んだあと、NO8龍コリニアシがトライして、10−0。前半20分はほぼ日本代表ペースだったのだが、ここからはサモアがボールをキープして攻めるのを日本が耐える時間が続く。ここでのディフェンスは見事だった。前半はそのまま終了。
後半に入ると、ほとんどの時間をサモアがボールキープ。風下に立った日本はエリアマネージメントでも後手を踏み、苦しい戦いとなる。サモアFBルイの2PGで10−6となり、後半29分には、後半になってSHからSOにポジションチェンジしたフォトゥアリイにディフェンスラインを2度突破されて逆転トライを奪われる。スーパー14クルセイダーズでも活躍するフォトゥアリイの個人技は卓越していた。
ジョン・カーワンヘッドコーチは、「前半の20分は良かったが、後半、ほとんどサモアにボールを支配された。後半、トライチャンスが2回あったが取りきれなかった。きょうは勝ち方を学ぶ試合だった。ボールをキープできなかったのは敗因でしょう。でも、サモアは素晴らしかったと思います」と淡々と語った。
日本代表は果敢に攻撃を仕掛けようとしなかった。ミスが多かったことより、それが残念。
サモアのティティマエア・タフアヘッドコーチの笑顔は、静まりかえっていた記者会見を和ませた。「春はサモアの観客の前で、日本が勝った。今回は、日本の観客の前でサモアが勝った。フェアな結果でしょう(笑)」
◎テストマッチ結果
日本代表●10−13○サモア代表(前半10−0)
村上 晃一
ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。
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