人気ランキング
コラム一覧
土曜日の夜は、恒例となった芝パークホテルでの岩渕健輔トークライブだった。ラグマガの田村編集長が司会し、男子7人制日本代表の村田亙監督を特別ゲストに、僕も参加させてもらって、7人制ジャパンの戦いぶりや取り組み、今後の人材発掘の展望、予定などさまざまな話が出た。

先日、アルゼンチンを破ったラスベガスでの大会では、2時間から3時間しかない試合間隔の間に、相手チームの直近の試合を映像で分析し、それをコンパクトにまとめて選手に見せ対策を立てていたという。これが功を奏してイングランドやウエールズなどの強豪とも接戦ができた要因になったそうだ。他国の様子を見た村田監督がコーチ兼任選手の岩渕さんに依頼し、岩渕さんが編集を担当。「毎回、素晴らしいものを作ってくれました」(村田監督)。「一度できると、どんどん要求が高くなるんですよ」と岩渕さんは苦笑い。
村田監督と岩渕さんが同部屋になったときのエピソードを村田監督が明かしてくれた。「夜中に眠っているときに目を開けてみたら、岩渕が何か映像を編集しているんですよ。よく見たら、友達の結婚式の記念映像でした」(笑)。岩渕さん、どこまでも人に頼られ、頑張る人だなぁ。
日本協会のパフォーマンスマネージャーである岩渕さんは、現在、日本ラグビーの一貫指導のシステム作りに奔走している。先日は、各レベルの代表監督が一堂に会して情報の共有など話し合った。アメリカで開催されるティア2(主に世界ランキング10位以下の国)の会議に太田GMと出席し、各国の交流についても話し合うという。各地域の依頼で、7人制のラグビーを紹介する講演を行うなど、あまりに忙しすぎて身体のほうが心配になってしまうが、この春のうちに、新しい取り組みが次々に発表されることになりそうだ。
最後はプレゼントタイム。最近7人制ラグビーで飛躍的な成長を遂げているケニアのTシャツや、村田さんがフランスのバイヨンヌでプレーしていた時の絵はがきなど、レアグッズが登場して、ジャンケン大会などでお客さんの真剣勝負も見られた。みなさん、気合い入ってました!
村上 晃一
ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。
あわせて読みたい
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
ジャンル一覧
人気ランキング(オンデマンド番組)
-
ラグビー 全国大学選手権 25/26 3回戦-1 東洋大学 vs. 帝京大学 / 3回戦-2 早稲田大学 vs. 関東学院大学
12月14日 午前11:20〜
-
ラグビー 全国大学選手権 25/26 3回戦-3 関西学院大学 vs. 福岡工業大学 / 3回戦-4 京都産業大学 vs. 慶應義塾大学
12月14日 午前11:20〜
-
【限定】ラグビー 関東大学リーグ戦2025 入替戦 大東文化大学 vs. 専修大学
12月13日 午前11:20〜
-
ジャパンラグビー リーグワン2025-26 D1 第1節-4 コベルコ神戸スティーラーズ vs. クボタスピアーズ船橋・東京ベイ
12月13日 午後4:50〜
-
ジャパンラグビー リーグワン2025-26 D1 第1節-6 東芝ブレイブルーパス東京 vs. 埼玉ワイルドナイツ
12月14日 午後2:45〜
-
ジャパンラグビー リーグワン2025-26 D1 第1節-1 ブラックラムズ東京 vs. 東京サンゴリアス
12月13日 午後12:50〜
-
ジャパンラグビー リーグワン2025-26 D1 第1節-3 トヨタヴェルブリッツ vs. 三重ホンダヒート
12月13日 午後2:20〜
-
ジャパンラグビー リーグワン2025-26 D1 第1節-5 横浜キヤノンイーグルス vs. 静岡ブルーレヴズ
12月14日 午後2:20〜
J SPORTSで
ラグビーを応援しよう!
