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21日は、日本代表対カナダ代表の第2戦が秩父宮ラグビー場で行われた。観衆は、10,175人。仙台の第1戦では大勝した日本だったが、この日はカナダ代表もブレイクダウン(ボール争奪戦)で激しく圧力をかけ、日本の連続攻撃を寸断した。
それでも日本は、前半9分、CTBトゥプアイレイの突破から紙一重のパスがFB有賀にわたって先制トライ。20分には、ラックからPR畠山がトライ、12−3と前半をリード。後半はディフェンスの時間が長くなったが、NO8菊谷の突破からFLリーチ、ウェブのインターセプトから交代出場のWTB五郎丸が右隅に飛び込んだ。最終的には、27−6と、カナダをノートライに押さえての勝利だった。
WTB遠藤が膝を痛め、FB有賀も腰を強打し、途中退場となったのは残念だったが、LO眞壁、HO木津が途中出場で初キャップを得ることに。
「カナダにラックで大きな圧力をかけられました。スピード感あるワイド展開をしたかったのですが、阻止されてしまいました。ただ、選手はあきらめずに我々のプランをまっとうしてくれました。特にディフェンスは良かった。今後は、さらにフィットネスレベル、ラック、ラインアウトのテクニックを高めていきたい」(ジョン・カーワンヘッドコーチ)
菊谷キャプテンは「ラインアウトを修正しきれず、反則を犯して敵陣にも入れなかった。課題の多く残った試合でした。今後は、日本代表でやろうとしていることを身体に染みつかせていきたいと思います」と冷静に振り返った。
カナダの代表のキーラン・クローリーヘッドコーチは厳しい表情。「残念です。スクラム、ラインアウトはまずまずの出来ですが、我々がやろうとするプレーはできませんでした。日本がよく戦ったということです」
追記◎21日の12:00ちょっと前、リブロ青山店でサイン会開始。待っていらっしゃる方がいて、あれ?と思ったら、11:30よりサイン会、と書いた紙が? 待たれた方ごめんなさい。その後、80人以上の方に来ていただき、ほんとに嬉しかったです。ありがとうございました。ブログでしつこく告知したから、みなさん気を使ったいただいたのかも。あと、外苑前の交差点でラグマガの田村編集長も看板もって頑張ってくれました。ありがとうございました。

愛好的観劇日記◎ジパングステージ(ZIPANGU Stage vol.33)『アワード』を見てきた。作・演出=今石千秋。日本で最も権威を持つ文学賞の授賞式。その晴れやかな式典会場から突如、受賞作家が姿を消した!『ブンガク』というヤツにバカバカしくもせつない人間模様が交錯する痛快、文学コメディ! というわけで、楽しい舞台。大好きな劇団の芝居はいつも元気が出る。ゆるみちゃん、最高。11月20(金)〜22(日) 新宿シアターサンモールで公演中。
村上 晃一
ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。
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