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ラグビー コラム 2009年8月2日

気になるヨコハマ

ラグビー愛好日記 by 村上 晃一
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文末で土曜日のトライネーションズの内容に触れます。まだ録画を観ていない人はご注意を。

2009年も8月に入った。時の流れは年をとるとともに加速するという。みなさんにとってもこれからの10年は、これまでの10年より早いということ。いろんな意見があるのは承知ですが、ワールドカップを成功させるための10年を過ごせばいいのだと、僕は今、めちゃくちゃポジティブです。心配するのは当然です。だからこそ頑張ることができるわけですからね。ともに楽しい10年を過ごしましょう。それぞれの目標を持った多くの人が、大会が終わったときに「やれるだけのことはやった」と達成感を得られる時間を共有しましょう。

日本協会からのプレスリリースでは、来春に予定している高校日本代表のフランス遠征に向けた第1次セレクション合宿(本日8月1日より菅平高原にて実施)の参加メンバーが発表された。ワールドカップの日本開催が決まったことで、高校生世代が今後注目を集めることになる。ここから数名は、来年のU20日本代表にも入ってくるだろう。

土曜日は、大学の関東在住者の同窓会だった。懐かしい話で大いに盛り上がった。今年来られなかったみなさん、来年はよろしく。帰り道、山手線に乗ったら、車内の広告に「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」の歌詞が。前日も、「ヨコハマ・チーク」の歌詞を見た。ヨコハマ・チークといえば、マッチの曲の中でも僕が一番好きなやつだ。「お薦めマッチ」を書かなきゃと思ったのだが、他にも最近ヨコハマの文字をよく目にする。今年は、横浜開港150周年なんやね。

土曜の深夜は、トライネーションズ第3戦、南アフリカ代表スプリングボクス対ニュージーランド(NZ)代表オールブラックス戦だった。前週も南アが快勝したが、今回のNZのミスの多さは目を覆いたくなった。南アの個々の強さはトライネーションズでも頭一つ抜けている。NZは文字通りの、力負け、という感じ。ラインアウト、スクラムで圧力を受けては反則を繰り返す。ボールを動かせば持ち前のスピードでチャンスが生まれるのだが、リスクの高すぎる攻撃もあって、ああしなければ活路が開けないとしたら、オールブラックスにとっては苦しい戦いが続く。ダン・カーターが復帰したからといって劇的に変化があるとは思えない状況になっている。

村上晃一

村上 晃一

ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。

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