人気ランキング
コラム一覧
土曜日は花園ラグビー場だった。JSPORTSで解説をするためだ。アジア五カ国対抗、日本代表の三戦目。他チームとの勝ち点差から、この試合に勝利しさえすれば日本の連覇が決まる。
グラウンドに登場した日本代表の先頭には、この日が50キャップ目となる小野澤の姿があった。バックスタンド最前列には、「祝50cap」の横断幕。結果的に4トライをあげることになった小野澤はこの日の主役だった。
試合内容は、前半6分、SOウェブの先制トライから終始日本が攻め続ける展開。激しく前に出る韓国代表のタックルでミスを連発する時間帯もあったが、その防御背後にウェブがキックを使ってチャンスを広げ、次々にトライを重ねた。
後半のキックオフのリターンでは、菊谷キャプテンのキャッチから、SOウェブが防御背後にキックを上げ、これを追いかけたCTBニコラスが、手でボールに触れることなくキック。それを自らキャッチしてそのまま独走トライ。客席を沸かせるノーホイッスルトライで、40-3とした。
「バックスリーの選手に負傷者が出て、きょうはベストのメンバーではなく、コミュニケーションが悪かった」。韓国代表キャプテンのパク・ソングは残念そう。もちろん、日本はキックにこだわったのではなく、韓国の前に出るディフェンスに対応して、スペースの大きな背後を狙ったのだが、パス回しでは簡単なミスも出て課題も多かった。
今大会の連覇を決めた菊谷キャプテンは、嬉しさの中にやや複雑な表情を見せた。「連覇は収穫ですが内容は満足できない。若いメンバーで甘いところもある。新しい戦術も生かせていないので、次のシンガポール戦、そしてパシフィックネーションズまでの間に修正していきたい」
50キャップ目の小野澤は試合後に他の選手達から胴上げされた。報道陣にも囲まれたが、「以前とはテストマッチの数が違うので」と、キャップ数上位3人の先輩達の偉大さを語って控えめに喜んでいた。
◎試合結果
日本代表○80-9●韓国代表(前半33-3)
村上 晃一
ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。
あわせて読みたい
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
ジャンル一覧
人気ランキング(オンデマンド番組)
-
ジャパンラグビー リーグワン2025-26 D2 第5節-1 日野レッドドルフィンズ vs. 豊田自動織機シャトルズ愛知
1月31日 午前11:50〜
-
ジャパンラグビー リーグワン2025-26 D1 第6節-6 静岡ブルーレヴズ vs. トヨタヴェルブリッツ
1月25日 午後1:50〜
-
ジャパンラグビー リーグワン2025-26 D1 第6節-3 埼玉ワイルドナイツ vs. 東京サンゴリアス
1月24日 午後2:20〜
-
ジャパンラグビー リーグワン2025-26 D1 第6節-1 東芝ブレイブルーパス東京 vs. クボタスピアーズ船橋・東京ベイ
1月24日 午前11:45〜
-
1月26日 午後10:00〜
-
ジャパンラグビー リーグワン2025-26 D1 第6節-5 横浜キヤノンイーグルス vs. コベルコ神戸スティーラーズ
1月24日 午後2:20〜
-
【限定】ジャパンラグビー リーグワン2025-26 D3 第5節-2 ルリーロ福岡 vs. スカイアクティブズ広島
1月31日 午後12:55〜
-
【限定】第33回全国クラブラグビーフットボール大会 準決勝 神奈川タマリバクラブ vs. ハーキュリーズ / おたくさクラブ vs. 北海道バーバリアンズ
2月1日 午前11:55〜
J SPORTSで
ラグビーを応援しよう!
