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ラグビー コラム 2009年4月13日

男女日本代表選手に会う

ラグビー愛好日記 by 村上 晃一
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月曜日は男女日本代表選手を別々にインタビュー。まずは、大野均選手(東芝ブレイブルーパス)である。写真のバックは、メインスタンドを改修中の秩父宮ラグビー場。6月のJWC(U20世界ラグビー選手権)に向けて、机付きの記者席を新設したり、ロッカールームを作り替えたり、報道陣のスペースも大きくなるのかな。急ピッチで工事が進んでいる。

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大野選手は、いつものことながら真面目に熱い話をしてくれた。大野選手は大学からラグビーを始め、8年目に日本代表になった。ラグビーは、始めるのが遅くても代表選手になれる好例だ。小さな時からプレーしている選手との差は、パスやキックのスキルだという。「ラグビースクールなどでやっていた選手はプロップやロックでもパスが上手いでしょう。大学で始めた頃、僕は何もできないから、とにかく何かの役に立ちたくて走り回っていたんですよ。そしたらキャプテンに、動きすぎて邪魔だ、って言われちゃったんです」。大野選手のことだから、ほんとうにめちゃくちゃ走り回っていただろうなぁ。ポジション別の性格についても聞いたのだが、「ロックは意外に気が弱くて寂しがりやです」とのこと。本当か? 男子日本代表は15日から始動する。

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続いて会ったのは、女子日本代表の山口真理恵選手。19歳の俊足WTBである。横浜の汐入小学校でタグラグビーに出会い、中学から友人達と関東学院大学に出向いて大学生達とタグやタッチラグビーをし、本格的にラグビーにのめり込んだ。現在は、オーストラリアへの留学のため英語の猛勉強中。もちろん、ラグビーのレベルアップのためだ。ラグビーに出会って彼女の視野は世界に広がったわけだ。

小学校の時はJSPORTSの企画でバナナマンとタグラグビーをしたことも。ということは、僕も会っているんだなぁ。そうかぁ、8年前は小学生だったんだもんね、というような懐かしい話もしつつ、ラグビーの楽しさを聞いた。「トライして、みんなにナイストライ!とか言われると、本当に嬉しくて」。自分がレベルアップすることで、日本の女子ラグビーにいい影響が与えられたら、とも話していた。

この取材がどこで紹介されるのか。JWCが開幕する頃には明らかになるかな。お楽しみに。

村上晃一

村上 晃一

ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。

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