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ラグビー コラム 2009年1月17日

TL自動昇格決まる

ラグビー愛好日記 by 村上 晃一
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土曜日は秩父宮ラグビー場にいた。日当たりのいいバックスタンドで久しぶりの観戦。第1試合はNTTコミュニケーションズが三菱重工長崎に124−0という大勝だった。前半の10トライで10ゴール成功というプレースキックの正確さもスコアを伸ばした要因だった。SO君島良夫、めちゃくちゃ上手い。これでトップチャレンジ2は、25日の花園ラグビー場でNTTと豊田自動織機がトップリーグ11位との入替戦進出に向けて戦うことになった。

第2試合は、トップチャレンジ1。リコーブラックラムズが、81−0で、マツダブルーズーマーズを下し、前節でマツダを下したホンダヒートとともに、トップリーグ自動昇格を決めた。たくさん光るプレーがあったのだが、FBを務めたラーカムの柔らかなパスには、観戦に訪れていた英語圏のファンの方から「ビューティフル」の声がもれていた。リコーとホンダは、25日、花園ラグビー場で、日本選手権出場権を巡る一騎打ちとなる。マツダはトップリーグ12位との入替戦へ。

◎お答えします。
ラグビージャーナリストになるには…。というコメントがありました。この日記を始めてから何度がご質問をうけているのですが、日本に存在するラグビージャーナリストが僅かなことでも分かるように、ラグビーメディアの少なさからいって仕事として成り立ちにくい分野ではあります。僕の場合も、ラグビーだけでなく、出版物の編集、執筆作業をしながらなんとかやっており、ラグビーを取材するとうことだけで安定した収入を得るのは非常に厳しいです。学歴や競技歴は関係ないのですが、まずはラグビーの取材経験を積み、専門知識、執筆などの技能を身につけるために出版社か新聞社に入ることをお薦めします。僕もラグビーマガジン編集部にいた10年間がいまの仕事の基盤になっていますので。

村上晃一

村上 晃一

ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。

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