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24日の夜は、三鷹・文鳥舎でのトークライブだった。ゲストは箕内拓郎選手(NECグリーンロケッツ)。2003年、2007年ワールドカップで日本代表キャプテンを務めた名選手である。いろんな場所でインタビューを受けているので、内面の部分をたくさん聞ければいいなと思っていたのだが、それより、彼の残してきた足跡があまりにも凄いので、そのことを訊いているだけで時が過ぎていった。
1998年、関東学院大学が初の学生日本一になった時のキャプテンであり、卒業と同時にオックスフォード大学へ留学。勉強漬けの日々を送りつつ、ケンブリッジ大学との定期戦であるバーシティマッチに出場し、ブルーの称号を得る。「ブルーを得てから街でも声をかけられるようになり、大学の友人に、卒業するよりブルーを獲る方が難しいんだぞ、と言われました」。その後、NECでの活躍は周知の通り。
2002年には日本代表に選出されると同時にキャプテンに指名されている。「日本代表のことすら何も知らないのに、向井監督に『キャプテンやってくれ』と言われたんです。ちょっと待ってください、何も知らないので、と、とりあえず2週間時間をもらいました」。引き受けてからの活躍ぶりは書くまでもないかもしれない。2006年には、南アフリカ代表と対戦する世界選抜にも選出されている。
ジャージの交換はしました? いえ、世界選抜のジャージのほうがかっこいいので。
というわけだが、箕内選手は、実は南アのラグビーが好きらしい。ガツガツ相手とぶつかり合うプレーが好きなのだそうだ。ガツガツぶつかっていると「生きる喜び」を感じるとか。
今回のアメリカ戦には、ふくらはぎの怪我で出場できなかったが、日本の2連勝について、「日本ラグビーの地力が上がったと思います」とトップリーグ効果を強調していた。もちろん、まだまだ日本代表への想いは強く、再度チャレンジするとのこと。今回メンバーから外れた某ベテラン選手からは、「選ばれてやる」と決意のメールが来たらしい。代表のポジション争いも過酷になっているし、それはファンにとっても楽しみなことと言えるだろう。
箕内選手からのプレゼントは、なんと2007年日本代表選手全員のサインが入ったジャージ。それに、NECグリーンロケッツの選手のサイン入りジャージである。これには、参加者のみなさんも大喜びだった。お客さんからも質問を受け付けたのだが、それを進行しながら「記者会見みたい」と思った。箕内選手は、本当に精神状態の安定している選手だと再確認した。どんな質問にも慌てず騒がず、言葉を選びながらゆっくりと答えてくれる。さすがに世界と渡り合ったキャプテンだと感心しきりだった。
次回のトークライブは1月下旬の予定です。決まり次第、このブログで告知させていただきます。
村上 晃一
ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。
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