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火曜日の午後、日本ラグビー協会のジャパンクラブで、プロレスラーの高山善廣(たかやま・よしひろ)さんにインタビューした。11月初旬に配布予定のラグビーファンマガジンの取材である。

写真の通り、ジャパンクラブに現れた高山さんは、デカかった。196㎝、125㎏である。高山さんは、東海大相模高校でラグビー部に所属していた。当時から190㎝を越える大型ロックだった。でも、本人いわく、「ひょろひょろでした」と細身の体で苦労したようだ。卒業後はラグビーを続けなかったが、ラグビー仲間のつながりは広く、秩父宮ラグビー場や、国立競技場でよく試合を見たそうだ。1987年に来日したオールブラックスの試合も観戦し、現日本代表ヘッドコーチのジョン・カーワン選手の大きさと速さに度肝を抜かれたらしい。基本的にラグビーに限定した質問をしていたのだが、どんな質問にも誠実に答えてくれた。ただし、質問がちょっと途切れたとき、じっと目を見つめられると、めちゃくちゃ迫力があった。びびりました。もちろん、豪快なコメントもあったが、それは紙面をお楽しみに。写真も迫力あると思います。
取材直後、プレスリリースが出たことを知った。日本ラグビー協会が、9月30日付けで、2015年、2019年のラグビーワールドカップ日本開催への正式入札をIRB(インターナショナルラグビーボード)に表明したという発表である。
2015年あるいは2019年のワールドカップを開催希望の協会は、9月30日までに入札の意思表明をする必要があった。今後は、2009年5月8日の「大会概要」提出日までに、「2015年単独」、「2019年単独」、あるいは、「どちらかの年で」という希望を決定することができる。日本協会は、2015年だけではなく、2019年の開催も視野に入れて正式入札を表明した。この2大会の開催地は、2009年7月28日にIRB理事会で決定される。
以前も書いたとおり、2015年はイングランド開催になるのではないかという見方が有力だ。しかし、2019年狙いというのも遠すぎる。僕が書くまでもないが、やはり、2015年日本開催を実現する最大限の努力が必要だろう。こうして開催年を見て改めて思うけど、10年先の開催地を決めてしまうというのは、どうにも現実味がない。自分が10年後どうなっているか、なかなか想像ができないからだろうなぁ。
村上 晃一
ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。
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