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ラグビー コラム 2008年3月21日

村田選手、最後のプレー?

ラグビー愛好日記 by 村上 晃一
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20日は、全日中法専四大学対抗があって、全専修が全日大と対戦。今季限りで引退を表明した村田亙選手が出場した。僕はこの取材に行けなかったのだが、東芝の伊藤護選手がSOに入ってハーフ団を組んだようだ。13-12の勝利。試合終了後はこれまでの健闘をたたえる胴上げ。「もう思い残すことはありません」とコメントしたという。21日は、7人制日本代表の監督として、香港、アデレードの7人制大会出場のため香港に向かう。今後は、コーチとしての手腕に期待したい。でも、人数が足りなくなったら出ちゃうかもなぁ。

アイルランド代表のエディ・オサリバン監督が19日、辞任した。6か国対抗で4位に終わった結果を受け、「考えた末に決意した」と引責辞任を決めたという。2001年に就任し、2004年にシックスネイションズのトリプルクラウン(イングランド、スコットランド、ウエールズに勝つ)を達成し、これを含めて4年間で3度のトリプルクラウンを達成。昨年のワールドカップを前に、アイルランド協会との契約を4年延長していた。ただし、ワールドカップではプールマッチで敗退し、決勝トーナメントには進めず、今季のシックスネイションズでは、1999年以降、ワーストの4位に沈んだ。最近の各国代表監督は、長期政権が多くなったが、成績が下がればそうもいかない。厳しい世界である。

村上晃一

村上 晃一

ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。

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