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ラグビー コラム 2008年2月28日

7人制日本代表&神戸製鋼

ラグビー愛好日記 by 村上 晃一
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木曜日は一日中、印刷所にこもっていた。きのうの日記でも紹介した、7人制日本代表は辰巳の森で始動。村田新監督がさっそく指揮をとったが、コーチングスタッフに、セコムラガッツの岩渕健輔選手が加わることになった。15人制の日本代表でも村田、岩渕のHB団コンビで活躍した二人が、得意の7人制でもコンビを組む。なかなか魅力的な話ではある。岩渕選手はコーチ兼任として現役を続行する予定。

村田監督は言っていた。「7人制は、前後半で14分。14分なら、どこにでも勝てる可能性がある。最初の3分にインパクトを与えられるようなチームを作っていきたい」と。期待したいと思う。

トップリーグの神戸製鋼コベルコスティーラーズから、退任スタッフ、退部選手が発表になった。ベテランPR清水秀司選手もついにジャージを脱ぐ。トップリーグ公式サイトにすでに紹介されているが、清水選手のコメントを抜粋すると、「93年に入社以来、15年間ラグビーをさせていただきました。この15年間という間には、色々な事がありました。苦しいことや悔しいことばかりだったような気がしますが、トップリーグ初代王者も含め5度の日本一を経験させてもらいました。今後は社業に専念致しますが、今までの様々な経験を糧に取り組んで行きたいと思います。チーム関係者や会社の方々、いつも応援頂いているファンの方々、今まで本当にありがとうございました」

退任スタッフ=池上王明コーチ
退部選手=清水秀司、松井祥寛、瓜生靖治、八ッ橋修身、ロン・クリブ、ジョエル・ウィルソン

11年間神戸製鋼でプレーした名FB八ツ橋選手も引退である。クリブ選手は、今後の進路についても明らかにしていて、オーストラリアの会社で働くようだ。八ツ橋選手、松井選手は、退社して指導者の道へ。他の選手は今後のことは明らかではない。2月下旬から3月にかけては、各チームから退部選手が明らかになっていく時期なのだけど、いまは退部して次のチームを探す選手も多い。それぞれの願いがかなうことを祈りたい。

村上晃一

村上 晃一

ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。

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