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準々決勝4試合の興奮から、やっと一息ついた感じの火曜日夜である。土曜日の話で恐縮だが、オーストラリアとニュージーランドが負けた夜、僕はソファーで眠ってしまった。ニュージーランドとフランスの試合はJSPORTS関係者みんなでホテルの僕の部屋で見ていたのだが、みんなが帰った後、ソファーに横になったら、すぐに深い眠りに落ちてしまったのだ。同部屋だった実況の谷口さんが、何度も「風邪引きますよ」と揺すったそうだが、まったく起きなかったらしい。ワインをたくさん飲んだこともあったかもしれないが、僕は眠りは浅いほうなので、珍しいことだった。藤島さんに、「凄い試合を見たからだよ、きっと」と言われた。ジャパンが終われば熱を出し、凄い試合を見れば疲れてソファーで爆睡する。ほんとに、分かりやすい体である。

きょうは、締め切りの原稿があったので、一日中パソコンに向かっていたのだが、ちょっと息抜きに散歩に出た。鮮やかな色の花を撮り、チュイルリー公園でもたくさんの花を見かけたので、とりあえず。その下は、カルーゼル凱旋門。ルーヴル美術館の西に位置する。有名なのはエトワールの凱旋門で、それより小さいけど、こっちが元祖みたい。


夜には、W杯恒例となったジャーナリストマッチが行われたのだが、僕は原稿書きが終わらず不参加。レフリーは、トニー・スプレットベリーさんが来て、タッチジャッジの一人はクリス・ホワイトさんと豪華だったみたい。試合は、南半球の勝利。日本人で出場したのは3名。JSPORTSの通訳・タクちゃん、JSPORTSのディレクターで、ジャーナリストの愛称キムタク、そしてディレクターのオリティである。そしてなんと、敗れた北半球チームにもかかわらず、オリティがマン・オブ・ザ・マッチに。ラグビーリーグ日本代表の実力を見せつけたようだ。また、アルゼンチンの片足のラグビー選手も出場して、片足で元気に駆け回っていたとか。僕は91年に出場したので、とりあえずキャップ1は持っている。藤島さんは、87年、91年のキャップ2かな。
深夜にジャーナリストたちの飲み会には参加できて、アメリカやアルゼンチンのジャーナリストとコミュニケーションをとることができた。アルゼンチンのジャーナリストの、ロフレダ監督は相手を分析することに長けているという話は面白かった。たぶん、相手がソックスを降ろす姿が嫌いだったら、アルゼンチンの選手全員にソックスを降ろさせるだろう、という例え話も。
夜、ホテルのテレビでTF1というチャンネルを見ていたら、ウィルキンソンのプレースキック練習の映像が。ほとんどゴールライン上の端っこからゴールを狙っていた。今大会は調子が悪いので懸命の調整といったところかな。そんなこんなで、もう、準決勝が待ちきれない気分である。
村上 晃一
ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。
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