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火曜日の夕方、ジェイスポーツのスタジオでパシフィックネーションズカップ(PNC)の開幕戦(5月19日)、サモア対フィジーの解説をした。放送は6月1日になるので詳細は避けたいのだけど、いろんな意味で見どころの多い試合だった。
雨で選手たちは泥だらけ。そのどろんこの様子が、日本のトップリーグが行われるグラウンドなどではあり得ないような状態なので、逆に新鮮だった。そして自分が高校生や大学生の頃、どろどろになってプレーしていたことが懐かしくなった。ボールも革だったから、水分を含むと重くなったなぁ、とか、ずぶ濡れになってフルバックのポジションにいると寒かったなぁとか、いろんなことを思い出した。
両チームともに、日本とこれから対戦するわけだが、サモアはビッグネームが多い。5大会連続のワールドカップ出場を目指すブライアン・リマ、スーパー14ハリケーンズで活躍するWTBロメ・ファアタウ、HOマホンリ・シュワルガー、ハイランダーズのLOフィリポ・リヴィー、このほかイングランドのニューカッスルでプレーするSOロキ・クライトン、日本のNTTドコモ関西所属のNO8セモ・シティティなどなど。世界のトップ選手がチームの軸を固めている。日本とは仙台で戦うけど、そこまでに日本もチーム力を高めていかないと。タフな試合になる。
日本対フィジー戦は、今週末、5月26日にフィジーのラウトカにて。そのフィジー代表だが、サモア戦の先発メンバーには初キャップが6名と若い布陣になっている。3月31日〜5月5日にかけて、フィジー、サモア、トンガの3か国から2チームずつが参加して行われていた「パシフィック・ラグビーカップ」で活躍した選手が中心になっている。この選手達の元気がいい。キャプテンは、ヤマハ発動機、東京ガスでもプレーしたアリフェリティ・ドヴィヴェラタ。 FW第三列のサイズは脅威。ドヴィヴェラタは185㎝、109㎏だが、FLアカプシ・ゲラが194㎝、103㎏、NO8トマシ・ソンゲタが194㎝、120㎏。FW第二列のLOランギ・ピータースは、202㎝、110㎏だ。このFW、タイトなプレーも強そうなので、日本にとっては難しい試合になるだろう。低いプレーで粘り強く戦いたい。
この試合は、日本では、JSPORTS・1にて26日、9:45〜12:00に生中継される。僕は現地から電話レポートの予定。というわけで、試合までにはフィジーに入ります。突然フィジーから日記がアップされるのをお楽しみに。なんて言ってて、アップできなかったらごめんなさい。
村上 晃一
ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。
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