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同志社大学の名誉教授で、元日本代表監督の岡仁詩(おか・ひとし)さんが、5月11日、逝去されました(享年77)。岡さんは、1959年に同志社大学ラグビー部の監督に就任し、日本選手権の前身の第2回NHK杯優勝、第1回日本選手権優勝、大学選手権3連覇など数々の快挙を成し遂げ、監督、総監督、部長という様々な立場で同志社大学ラグビー部を引っ張り続けました(1995年退任)。1972、75、85、86年には、日本代表監督を務めています。
岡仁詩さんに弔意を表し、明日のジャパンXV対クラシック・オールブラックス戦で、試合前に黙祷を捧げ、ジャパンXVは喪章を着用します。また、5月13日に近鉄花園ラグビー場で開催される同志社大学対慶應義塾大学の定期戦において、同志社大学ラグビー部は喪章をつけ、試合開始前には役員選手一同で黙祷を捧げます。
僕も取材で何度もお話をうかがいました。JSPORTSをよくご覧になっていて、さまざまな場所でお会いするたびに、スーパー14やトライネイションズのことを楽しげに話されていたのを思い出します。僕みたいな若僧にも、放映された試合について「あのプレーはどう思いますか?」と問われるので恐縮したことは数知れません。歴史を語る方がまた天に召されたことは、寂しい限りです。ご冥福をお祈りいたします。なお、故人の遺志により通夜・告別式は行われないとのことです。
岡さんのコーチング哲学については、現在発売されているラグビーマガジン別冊青葉号「ラグビークリニック」に掲載されています。岡さんの言葉に、こうあります。「教わり、教え、教えられる。教わる感じがしなくなったら、コーチはやめたほうがいい。学生から教わることが、コーチのいちばんの楽しみではないかと思いますね」
村上 晃一
ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。
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