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7人制日本代表は13日帰国。チームは解散となったが、佐野監督は19歳以下のアジア大会に参加する日本代表に合流する。第11回U19アジア大会は、12月16日(土)、台湾・高雄で開幕するのだが、今年から7人制の部も新設されたからだ。こちらは、アジア競技会とは違って、ラグビーだけのアジア大会である。ちなみに、15人制は昨年日本が優勝している。
メンバーはすでに発表されているが、高校3年生が主体で大学1年生が主要なポジションを固める。毎度のことながらU19アジア大会の開催時期はメンバー編成が難しい。どうしても、全国高校大会に出場する選手達に配慮した招集になってしまう。大学選手権だってあるわけだが、大学1年生で注目といえば法政大学の1年生SO文字である。パスもキックも非凡だし、身体も張れる好選手。リーグ戦で関東学院を破ったゲームでも活躍していたし、順調に伸びていけば日本代表を狙えると思う。大学選手権の1回戦は出場できないが武村監督は快く送り出した。2回戦にはギリギリ間に合う。
U19日本代表は、12月14日午後、成田空港から台湾へ。大会は16日、7人制の予選プールで開幕。17日=7人制のファイナル、18日=15人制の一回戦、20日=準決勝、22日=決勝戦ほか順位決定戦。大会方式は、参加国をディビジョン1とディビジョン2に分け、それぞれ優勝チームを決めるもの。昨年の大会結果のランキングは、次の通り。 1日本、2韓国、3中華台北、4タイ、5マレーシア、6スリランカ、7香港、8シンガポール。日本は1回戦でシンガポールと対戦。勝てば、タイ対マレーシアの勝者と対戦。最終的には韓国とやることになりそう。7人制のほうは、日本、韓国、中華台北、タイ、マレーシア、総当たり戦で順位を決め、その順位によりファイナルを行う。
最近の日本ラグビーの上昇気流に乗っかって、U19も優勝と行きたいところですね。
村上 晃一
ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。
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