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ラグビー コラム 2006年8月2日

NZ対豪州、録画観戦

ラグビー愛好日記 by 村上 晃一
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北海道の様子を愛好日記通信員が教えてくれました。きょうは、北見ラグビーフェスティバルにて、ヤマハ発動機ジュビロとワールドファイティングブルが対戦。ヤマハが、40-12(前半19-12)で勝った。ワールドは、昨季の怪我からFL舛尾が復帰して元気にプレーした。ヤマハは、今合宿のあとに控えているオーストラリア合宿ではウエスタン・フォースとの対戦が待ち受けており、今回はそのセレクションの意味もあるという。PR山村、CTB守屋も出場して、守屋は中心的な活躍だったらしい。また、SH田井中が2年ぶりに復帰を果たしたとのこと。通信員さん、ありがとう(※お詫び=当初、オーストラリア合宿に行くのをワールドと書いていました。オーストラリア合宿に行くのはヤマハです。両チームのみなさん、読者のみなさん、大変申し訳ありませんでした)。

後ればせながら、やっとトライネイションズ第4節のNZ代表オールブラックス対オーストラリア代表ワラビーズの録画を見た。結果は、多くの方がご存じの通り、13-9でNZが勝ったが、内容はレベルが高かったと思う。WTBロコゾコの先制トライでNZが優位に試合を進めたが、オーストラリアも、SOラーカム、WTBジェラード、FBレイサムのロングキックでうまく陣地をとって戦っていた。でも、僕はオールブラックスのFBマクドナルドのフィールディングの安定感にしびれたなぁ。後半7分あたりに、オーストラリアのSOラーカムからWTBトゥキリへのキックを、競り勝ってキャッチしたけど、見事だった。それだけではなく、体格は小さいのにタックルを微妙にズラしながらボールを前に持って出て、堅実に味方につないでいくあたりも素晴らしい。こういう責任感ある選手は、日本でも子供の頃からしっかり育てれば生まれてくると思う。

試合終盤は、ワラビーズに十分勝機があった。ラーカムの紙一重のパスミスがなかったら、勝ったかもしれない。しかし、グレーガンとラーカムのパススピードの速さと長さでディフェンスを突破している面もあるし、ラーカムはやっぱり欠かせない。グレーガンのディフェンス能力の高さも相変わらず。日本の選手も、各選手の反応の速さ、危機意識の高さを見習わなければいけない気がする。マコウは、凄すぎるけどね。

村上晃一

村上 晃一

ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。

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