人気ランキング

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム一覧

ラグビー コラム 2006年3月17日

シックスネイションズ最終節

ラグビー愛好日記 by 村上 晃一
  • Line

今朝は山手線のとある駅でミーティングだったのだが、ものすごい強風で驚いた。電車は遅れて遅刻するし、髪の毛はぼさぼさになるし、花粉症で目はかゆいし、なんだか上手くいかない日だった。午後は、JSPORTSのスタジオでスーパー14の第6節、クルセイダーズ対キャッツの解説をした。

スーパー14は、現在、NZのクライストチャーチを本拠地とするクルセイダーズが首位を走っているのだが、低迷するキャッツとの試合に主力を温存しての試合だった。だから、あまり期待せずに見たのだが、これが意外にもかなり面白かった。最後には、ついに実況の谷口さんが衝撃を受けたトライの時だけに言う「スーパーです!」が出た。ボールゲームの魅力がいっぱい詰まった試合だった。世界最高のSOダニエル・カーターは相変わらずの安定感だが、CTBアーロン・メイジャーもスーパートライを見せてくれる。ヤマハ発動機ジュビロでプレーしていたFBレオン・マクドナルドも絶好調だ。この試合は、3月23日にJSPORTS3で22:00から放送される。お薦めです。

スーパー14では残念なニュースもあった。レッズのエルトン・フラッタリーの引退である。慢性的な脳しんとうに苦しみながらも今季復帰したのだが、視界がまだぼやけるようだ。28歳。フラッタリーといえば、2003年ワールドカップ決勝で延長戦に持ち込むペナルティゴールを決めていた姿が印象深い。頼もしかった。寂しい。

さて、土曜日の深夜はシックスネイションズの最終節がある。現在、勝ち星では3勝1敗でフランスとアイルランドが並んでいるのだが、得失点差でフランスが首位を走る。最終節では、フランスがウエールズ、アイルランドはイングランドと対戦する。優勝争いをしているチームが両方アウェイというのがまた面白い。フランスがウエールズに勝利すれば、リーグ内の得失点差では、27点の差があるのでフランス優勝の可能性が高い。それでもアイルランドとイングランドの結果次第。最後まで優勝の行方は確定しないわけだ。寝不足必至である。

◎3月18日(土)
ウエールズ対フランス 24:15〜JSPORTS3生放送
イングランド対アイルランド 26:15〜JSPORTS1生放送

村上晃一

村上 晃一

ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

人気ランキング(オンデマンド番組)

J SPORTSで
ラグビーを応援しよう!

ラグビーの放送・配信ページへ