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火曜日の東京は快晴だった。ここ数日忙しくて庭の木を見るヒマもなかったのだけど、梅とか桃の木が花を咲かせる雰囲気が出てきてる。あと2週で日本のシーズンも終わりか。2月11日の入替戦、僕は秩父宮ラグビー場のバックスタンドで見ていたのだが、トップリーグですでにシーズンを終えた選手達がたくさんいた。みんなラグビー好きだなぁ。日本代表は今週から先日発表のスコッドで、日本選手権に出場していない選手達に対して「ストレングス講習会」を実施する。ストレングスの強化を重要課題に掲げる日本代表にとっては大切な一歩になる。
最近、コメントでたくさん質問をいただいているのですが、あまり答えられず、ごめんなさい。開幕したシックスネイションズやスーパー14についても書こうとしつつ、時期を逸してしまう繰り返しである。株式会社セプターの最新コラムに両選手権を見た感想を書いてみた。興味のある方はリンク集からどうぞ。
スーパー14のことは、みなさん知っていて当然のように書いてしまっているのだが、分からない方もいると思うので簡単に説明しておきたい。この大会は、南半球3強国(NZ、豪州、南ア)のプロクラブ14チームが14週間にわたってリーグ戦を繰り広げ、最後はトップ4によるプレイオフで優勝が決定する。昨年まで10年間は12チームだったので「スーパー12」と呼ばれていた。今季は豪州と南アのチームがひとつずつ増えている。特徴は、主要な地域ラグビー協会が母体になってプロチームを作っていることで、イングランドやフランスで行われている単独クラブのプロリーグとは異なる。したがって、チームとしての活動も、基本的にプレシーズンの12月、1月あたりから大会が終了する5月末まで。三洋電機に所属するトニー・ブラウンのように、3月〜5月までの期間限定で参加することも可能になる。すでに2月10日より開幕。相変わらず激しくてスピーディーなプレーを見せてくれているので、ぜひ一度ご覧ください。
ここでいくつか質問に答えます。高校、大学、社会人とキャプテンとして日本一になった選手というのは、僕も記憶にないのですが、平尾誠二さんがかなりそれに近いです。伏見工業、神戸製鋼ではキャプテンとして日本一。同志社大学の時はキャプテン代行として日本一に輝いています。あの時は、キャプテンのPR中村選手がシーズン早々に怪我をしたので平尾さんがキャプテン代行だったんですよね。平尾さんの選手としての実績というのは、ちょっと追いつく人がいないかもしれません。伏見工業初優勝の軸であり、同志社大学で3連覇、神戸製鋼では7連覇です。勝負強さも勝負運も恐るべしです。
グースステップはもちろん知ってますよ。元ワラビーズのキャンピージの得意技でした。膝の下をまっすぐに上げるようなステップです。十数年前、スポーツアイでラグビー解説をしていたときは、キャンピージが現役だったので、僕もよく「今のがグースステップですね」なんて解説していました。
それから数日前、「海外では日本人選手は通用しにくいのでしょうか? 日本代表を選ぶ範囲はどこまでなのですか?」という趣旨のコメントがありました。
海外で日本人選手が通用しにくいのは確かです。特に1995年からのプロ化の波の中で海外強豪国のレベルアップは加速しています。最近では、フランス2部リーグで2シーズンプレーした村田亙選手をのぞいては、日本人選手が海外に出ても試合機会に恵まれないのがほとんどです。イングランドのプレミアシップほか北半球強豪国の1部リーグでは外国人枠があり、助っ人的意味合いの強い枠に日本人選手の入る余地がないのが現状です。海外に出た日本人選手が短期間で戻ってくる場合が多いのは、海外の下部リーグなどでプレーするなら日本のトップリーグのほうがレベルが高いし、プレー環境も報酬もいいということが大きいと思います。
もう一つの代表を選ぶ範囲ですが、基本的には日本代表強化を目的の一つに発足したトップリーグから選び、高校代表、U19日本代表などユース代表から継続的に選出されている選手達、そして大学上位校ということになると思います。ただし、タマリバクラブの選手が関東代表に選出されたこともあり、クラブチームでも能力ある選手にはチャンスは与えられています。もちろん、レベルの高い試合での安定的なパフォーマンスというのが選出のひとつの基準になるので、強いチームが有利なのは間違いありません。
村上 晃一
ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。
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