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きのうの日記にたくさんのコメントをありがとうございます。きのうは、授業で熱くしゃべりまくったせいで、夜もテンションが高く、日記も熱くなってしまいました。でも、モラルということに多くの人が関心があったこと、嬉しかったです。
さて、木曜日、僕は自家用車を太田へ走らせた。三洋電機のグラウンドに向かうためである。インタビューする選手は、トニー・ブラウン。三洋の頭脳であり、元オールブラックスのスタンドオフ(SO)である。もっとも、NZでは背番号10は、ファーストファイブエイスと呼ばれる。このあたりのことは、バックナンバーの昨年3月17日付けの日記に書いた。古っ。それにこの日記には、僕の現役時代の写真もある。笑えます(※ごめんなさい、よく見たら僕の写真は3月12日でした)。
ブラウン選手の記事は、2月25日発売の『ラグビークリニック』に掲載されるもので、SOの役割、各種キックの蹴り方などを聞いた。ゲームメイクやディフェンスの原則など、興味深い話が続いた。タックルが強いのは、もともとCTBだったからなんだね。SOになったのは、州代表になってかららしい。内容を詳しく言うと編集長に叱られてしまうけど、スーパー14のシャークス入りすることについて尋ねると、
「妻にも相談したけど、短期間ですからね」
「すると、5月に終わったら日本に帰ってくるのですか?」
「三洋に戻ってプレーする予定です」
「引退まで日本でプレーしてくれますか?」
最後の答えは、ラグビークリニックには書きます。思わせぶりだ〜。でも、帰ってきてくれるんだね。良かった。
ブラウン選手にいろんなキックの蹴り方を披露してもらったのだが、新鮮だったのは「バナナグラバー」というキックだ。グラバーキックというのは地面を転がっていくキックで、SOやCTBの選手がディフェンダーの間を狙って蹴り、上手く跳ね上がったボールがWTBの胸にすっぽり入ってトライというシーンを見たことがある人も多いだろう。このキック、普通は真っ直ぐ転がすのだが、ブラウン選手は左右に曲げて見せてくれた。たとえば、右に曲げたい場合、ボールを斜め横にして(右側をやや高く)、右足で右上部を蹴って円盤のような回転をかけると地面を扇型に這うのである。文字で書いても伝わらないかもしれないけど、自由自在にボールをコントロールする様子はかっこよかった。さすがに世界トップレベルのSOである。
各種キックを解説を交えて蹴り分ける姿は「ブラウン先生」と呼びたくなった。臨時キック講座、勉強になりました。
あまりに感心してしまって、ブログ用の写真撮るの、忘れちまった。残念。
村上 晃一
ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。
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