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火曜日の朝は、「のぞみ」で京都へ向かった。ラグマガ2月号で掲載する同志社大学ラグビー部の取材のためだ。全国的に冷え込んだこともあり、米原あたりで降雪のため徐行運転となる。約束の時間に間に合わないのでは? と心配だったけど大丈夫だった。窓の外の雪景色は壮観だった。この写真は、帰りに撮影したモノです。
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京都駅で、ラグマガの森本さんと、カメラマンのゲンさんと合流。近鉄電車で新田辺に向かった。寒いっ。ゲンさんの毛糸の帽子が羨ましい。何度も来ているのだが、ここのキャンパスはとにかく広い。歩いて移動するのは大変だろうなぁ。ラグビー場に行く途中にサッカー場とアメリカンフットボール場があるのだが、両方とも人工芝になっていた。ラグビー場はまだ土だ。
とにかく寒かった。体感気温は5度くらいかな。そして、同志社大学のゲームメイカーであるSO君島良夫選手(左)
と、CTB今森甚選手にインタビューした。ご覧のように表情は明るく、楽しいインタビューだった。ありがとう。
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正確なプレースキッカーである君島選手は、中学から清真学園ながら、高校1年生からラグビーをはじめている。それまではずっとサッカーをやっていて、Jリーガーを目指していたそうだ。今森選手は逆に3歳からラグビーを始めている。啓光学園では、3年時に日本一になった。4連覇の最初の年である。早稲田の佐々木隆道キャプテンは同期だ。詳しい話は、ラグマガ2月号にて。同志社のBKラインは才能ある選手が並んでいる。SO君島選手、インサイドCTB今森選手が、大学選手権でどんなゲームを作っていくのか楽しみだ。
今森君と話しているときに懐かしい言葉を聞いた。「1回」、「2回」という学年の言い方である。なぜか関西の大学生は、1年生、2年生と言わず、1回生、2回生と言う。そうだったなぁ、僕も言ってた。エスカレーターのどっちサイドを空けるかと同じような感じだ。愛知県あたりはどう言ってますか?
取材後、京都の実家に寄ろうかとも思ったが、水曜日は東京で仕事があるので、すぐに帰ってきた。帰りの「のぞみ」では、焼き鯖寿司をほおばった後、ゲンさんと爆睡。東京は少し暖かく感じた。
愛好情報◎大友信彦さん著「奇跡のラグビーマン 37歳の日本代表・村田亙」が双葉社から発行されます(12月15日発売予定)。幼少の福岡時代から、専修大学、東芝府中、フランス・バイヨンヌ、ヤマハ、そして日本代表での活躍。丹念な取材で村田選手の足跡を追っています。ご一読を。
村上 晃一
ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。
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