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ラグビー コラム 2005年10月4日

がんばっていきまっしょい2

ラグビー愛好日記 by 村上 晃一
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月曜日は、ラグビークリニック(10月25日発売)の取材で、松山にやってきた。道後温泉には行けなかったが、違う温泉には入った。やはり松山といえば温泉である。街中には路面電車が走っていて、建物も趣のあるものが多い。僕の生まれ故郷の京都を思い出す風情である。

テレビドラマで最近まで放送された女子ボート部のストーリー「がんばっていきまっしょい」の言葉が生まれた松山東高校に行ってきた。これがその石碑。実は、今回の取材は、松山東高校のOBであり、昭和40年代前半、早稲田大学のフランカーでも活躍した和泉武雄さんに「フランカーの極意」について聞くモノだった。

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ここで全部書きたいくらい面白いのだが、ぜひラグビークリニックを読んでください。和泉さんは、相手を追い込む足の運び方から、タックルに入るときの姿勢、ぶつかった時の腕の返し方など、ありとあらゆることを言語化してくれた。早稲田を卒業後は、名城大で研究生をしたあと、早稲田のコーチ、東海大の監督として、長らく指導の経験を積んできた。タックルするときの足の運びなどは、高度なスキルである。ポイントは足首の柔らかさ。

コメントの指摘にもあったが、確かにトップリーグの観客数は少ない。どうやったら増えるのだろうと、運営側の頭を悩ませているだろう。特に今季の出足の悪さは楽観視できない。内容に問題があるのか、企業色が強すぎるからなのか。この件、考えまとまったらまた書きますね。

村上晃一

村上 晃一

ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。

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