人気ランキング

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム一覧

ラグビー コラム 2005年6月10日

先輩、後輩

ラグビー愛好日記 by 村上 晃一
  • Line

NZ遠征中のブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズは、第2戦でも、36-14とタラナキを下した。1戦目に続いて苦戦しているように感じるけど、ライオンズが重きを置いているのは、週末のNZマオリとの試合なので、こういった合間の試合は難しい。それに、タラナキは思い切ってチャンレンジすればいいから。この結果、どうなるかというと、すべての試合が面白くなるわけです。全11戦を、メンバーをやりくりしながら戦うわけだから、パフォーマンスの悪い試合も出てくる。そこで充実した州代表が金星をあげる。考えるだけで、楽しいよね。

11日のマオリとの試合は、凄い内容になりそうだ。CTBがブルーズの新鋭マカリスターと、日本のワールドで活躍したティポキなのは嬉しい。両WTBはクルセイダーズのリコ・ギアとカレブ・ラルフ。キャプテンはチーフスの闘将ギッベス(ブラインドサイドFL)。名前を書いてるだけで興奮してくる。JSPORTSでの放送は、11日の午後4時から(JSPORTS1)。見逃せないけど、僕はそのときアイルランド戦に備えて大阪にいるので、ライブでは見られないかもなぁ。残念。今回は解説ではないので、一視聴者です。

5月25日に発売されたラグビーマガジン7月号のことで、ずっと書こうと思っていたのだが、大体大のSH金選手の人物ルポ、泣けます。徴兵制度があったり、プレーできるチームが少ない韓国ラグビー選手の悲哀もあるし、ラグビーへの熱い想いも描かれている。日本でプレーしていく決意だから、いいチームに入れるといいね。まだ読んでいない人は、ぜひ。僕の大学の後輩だから薦めるわけではないです。だいたいにして、僕は後輩と話すのが苦手。偉そうな言葉づかいができない。現役時代から、後輩にものを頼むことができなかったし、親しくなるまでは敬語になってしまうんだよなぁ、どうしても。

2日前の日記で、瑞穂のタックラーさんから「BAR THIRDROWのマスターはお知り合いですか」との質問がありましたが、はい、僕の1年先輩です。活きのいいフランカーでした。当時から、「ライバルはマイケル・ジョーンズ」とか、「世界を目指す」とエネルギッシュに頑張ってましたよ。実際、素晴らしい選手だったと思います。激しくて、スピードあって、大好きな選手でした。怖い先輩も多かったけど、僕は可愛がってもらいました。大体大は、それほど先輩後輩の関係は厳しくないんです。僕も、後輩に「ケンちゃん」(理由はいずれ)とか呼ばれていましたから。

先輩(THIRDROWのマスター)は、ヤンキーでしたけどね。大学生なのに、映画の『ビー・バップ・ハイスクール』とか、熱心に見に行ってたし。「仲村トオル、めっちゃかっこええ」とか言ってた気がする。

村上晃一

村上 晃一

ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

人気ランキング(オンデマンド番組)

J SPORTSで
ラグビーを応援しよう!

ラグビーの放送・配信ページへ