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ラグビー コラム 2005年5月13日

メイジも気合い入ってます。

ラグビー愛好日記 by 村上 晃一
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今年度の明治大学ラグビー部を率いるCTB高野彬夫(たかの・あきお)キャプテンにインタビューした。

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撮影風景は、こんな感じ。カメラマン、かなり迫ってます。高野キャプテン、大テレだった。

このインタビューは、5月25日発売のラグビーマガジンに掲載される。高野選手はじめ、京都産業大、東海大、大体大など、早稲田大、関東学院大を追いかけるチームを取材した企画の中のひとつだ。

結論を言うと「今年の明治はひと味違う」と感じた。この春はかなり走り込んでいる。詳しくはラグマガにて。ここ数年、大学ラグビーは2強が独走する形で、法政、同志社あたりが追いかけているが、なかなか2強の牙城が崩せない。慶応は松永監督をフルタイムで迎え、明治も専任コーチとしてオーストラリアのトッド・ローデン氏を招き、すでに連日コーチにあたっている。関西では、立命館大のコーチングスタッフに元オールブラックスの闘将ウェイン・シェルフォード氏が名を連ねた。大学ラグビーが活性化して面白くなりそうだ。

ところで、高野選手は、大の海外ラグビーファンだった。子供の頃からテレビで見ていたらしく、96年にNHKのBSで放送されたトライネイションズ(南半球3か国対抗)も見ていたとか。うん? それって僕が解説してたやつだ。高野選手も覚えていてくれた。この仕事を長くやっていたことを良かったと思う瞬間である。

「ジンザン・ブルックが大活躍したシリーズだね」
「はい、そうです、そうです」
「センターが、バンスだった。すごかったね」
「あとリトルも」

あの頃、僕はラグマガの編集長で、トライネイションズ初年度の6試合を解説する機会に恵まれた。プロ化されて、ラグビーの激しさ、運動量がどんどん高くなっていく予感にワクワクしたものだ。

高野選手との海外ラグビー談義はしばらく続いた。キャプテンの話と思いっきりズレたけど、楽しい時間だった。ちなみに、オーストラリアのラグビーが好きで、いまはブランビーズのギタウ、フェアバンクスあたりが好きなんだそうだ。昔好きだった選手に、ティム・ホランと、ロッド・ケイファーの名前が出たのは嬉しかったなぁ。ケイファーなんて渋いよね。ギタウみたいな切れのあるCTBになれるよう、祈ってます。

村上晃一

村上 晃一

ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。

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