人気ランキング
コラム一覧
今年度の明治大学ラグビー部を率いるCTB高野彬夫(たかの・あきお)キャプテンにインタビューした。
撮影風景は、こんな感じ。カメラマン、かなり迫ってます。高野キャプテン、大テレだった。
このインタビューは、5月25日発売のラグビーマガジンに掲載される。高野選手はじめ、京都産業大、東海大、大体大など、早稲田大、関東学院大を追いかけるチームを取材した企画の中のひとつだ。
結論を言うと「今年の明治はひと味違う」と感じた。この春はかなり走り込んでいる。詳しくはラグマガにて。ここ数年、大学ラグビーは2強が独走する形で、法政、同志社あたりが追いかけているが、なかなか2強の牙城が崩せない。慶応は松永監督をフルタイムで迎え、明治も専任コーチとしてオーストラリアのトッド・ローデン氏を招き、すでに連日コーチにあたっている。関西では、立命館大のコーチングスタッフに元オールブラックスの闘将ウェイン・シェルフォード氏が名を連ねた。大学ラグビーが活性化して面白くなりそうだ。
ところで、高野選手は、大の海外ラグビーファンだった。子供の頃からテレビで見ていたらしく、96年にNHKのBSで放送されたトライネイションズ(南半球3か国対抗)も見ていたとか。うん? それって僕が解説してたやつだ。高野選手も覚えていてくれた。この仕事を長くやっていたことを良かったと思う瞬間である。
「ジンザン・ブルックが大活躍したシリーズだね」
「はい、そうです、そうです」
「センターが、バンスだった。すごかったね」
「あとリトルも」
あの頃、僕はラグマガの編集長で、トライネイションズ初年度の6試合を解説する機会に恵まれた。プロ化されて、ラグビーの激しさ、運動量がどんどん高くなっていく予感にワクワクしたものだ。
高野選手との海外ラグビー談義はしばらく続いた。キャプテンの話と思いっきりズレたけど、楽しい時間だった。ちなみに、オーストラリアのラグビーが好きで、いまはブランビーズのギタウ、フェアバンクスあたりが好きなんだそうだ。昔好きだった選手に、ティム・ホランと、ロッド・ケイファーの名前が出たのは嬉しかったなぁ。ケイファーなんて渋いよね。ギタウみたいな切れのあるCTBになれるよう、祈ってます。
村上 晃一
ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。
あわせて読みたい
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
ジャンル一覧
人気ランキング(オンデマンド番組)
-
【限定】ラグビーワールドカップ2027 オーストラリア大会 プール組分け抽選会
12月3日 午後6:00〜
-
【先行】ジャパンラグビー リーグワン2025-26 プレシーズンマッチ 埼玉ワイルドナイツ vs. 東京サンゴリアス
11月29日 午後12:50〜
-
ラグビー 関東大学対抗戦2025 帝京大学 vs. 慶應義塾大学
11月30日 午後12:50〜
-
【限定】ジャパンラグビー リーグワン2025-26 メディアカンファレンス
12月2日 午後1:55〜
-
ラグビー 関西大学リーグ2025 京都産業大学 vs. 天理大学
11月30日 午後1:50〜
-
【先行】ジャパンラグビー リーグワン2025-26 プレシーズンマッチ トヨタヴェルブリッツ vs. コベルコ神戸スティーラーズ
11月29日 午後12:50〜
-
【限定】ラグビー 関東大学リーグ戦2025 関東学院大学 vs. 日本大学
11月29日 午後1:50〜
-
【限定】ラグビー 関西大学リーグ2025 関西大学 vs. 摂南大学 / 立命館大学 vs. 同志社大学
11月30日 午前11:35〜
J SPORTSで
ラグビーを応援しよう!
