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庭の桃の花が咲いた。色がすごく綺麗だった。日曜日は天気が良かったが、いろんな仕事がたまってしまって昼間は原稿書いたりしていた。全早明に行けなかったのは、残念。
きのう、ユニオンとリーグのことを書いた。いくつかコメントをもらったが、確かにラグビーユニオンは見た目に分かりにくいところが多々ある。ルールもとても曖昧だ。それに競技規則の文面でいくと、とても無理な動きがある。例えば、「ラックを形成しようとするプレーヤー、ラックに参加しているプレーヤー、および新たに参加しようとするプレーヤーは、頭と肩を腰よりも低くしてはならない」とある。でも、現実の試合を見てると、これって無理だよね。ラックでは、ほとんど頭は低くなっている。だから、あくまで競技規則はガイドラインであって、実際のプレーが危険かどうかはレフリーがその場その場で判断することになってる。曖昧なんだよな〜。レフリー任せだから。しかし、ここを我慢して見られるかどうかが、ユニオン好きになれるかどうかの線引きになるんだよね。ユニオンは、気持ちにちょっと余裕がないと見られないところがある。だから、昔からラグビーのお客さんは、年齢層が高いんだと思う。試合後、サッカーみたいな危険な騒ぎにならない理由の一つは、これなんじゃないかって僕は勝手に思ってる。
現在発売されているラグビーマガジン5月号のテクニカルセミナー欄で、箕内選手がコンタクトプレーのやり方を説いてる。現役選手が、実戦的なことを話すとホントに面白い。「タックルされた時に縦に倒れるとSHがボールを持ち上げないといけないから、横に倒れよう」とか、「ジャッカルで相手ボールを奪うときは、腕と頭を近づける」(つまり、腕だけで行かない)とか、分かりやすいことがたくさん書いてある。改めて教えてもらえて勉強になった。箕内先生、ありがとうございます。こういう実戦的なこと読んでると、ラグビーのレフリーはほんとに難しいと思うなあ。レフリングのことは、また書くね。
村上 晃一
ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。
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