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ラグビー コラム 2023年12月29日

茗溪学園、伝統の展開ラグビー+大会屈指のFWで頂点を狙う。全国高校ラグビー大会 注目校紹介

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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Bシードの茗溪学園

東大阪市花園ラグビー場で始まった「花園」こと、全国高校ラグビー大会。明日の2回戦から登場するシード校の中から注目校を紹介していきたい。

今大会でBシードに選ばれ、上位進出が期待されているのが、1988年度大会に大阪工大高(現・常翔学園)と両校優勝した茨城の名門校・茗渓学園だ。

中高一貫校で、FW(フォワード)、BK(バックス)一体となってボールを動かす展開ラグビーを伝統的に武器としている。ただ、今季は「たまたま」FWに大きな選手が揃い、歴代のチームでは一番だという平均体重は96kgを超えて、展開力だけでなく、FWでも点が取れるチームとして春から鍛えてきた。

もうすぐ定年を迎えるという高橋健監督(59歳)が今季から部長に退き、茗渓学園中学の監督と、高校のHC(ヘッドコーチ)を兼務していた芥川俊英氏(43歳)が監督に昇格した。選手時代にSO(スタンドオフ)や、CTB(センター)としてプレーしていた芥川監督も中学から茗渓学園に通い、筑波大学、筑波大学院を経て、26歳から茗渓学園で教諭として携わってきた。

茗溪学園ラグビー部

茗渓学園と言えば、かつては生徒の2/3ほどが寮生だったが、現在は通学生が2/3ほどを占めているという。現在の部員は80名(3年生24名、2年生23名、1年生33名)。毎年、茗渓学園中学でラグビーを経験している選手が多く、高校から入って来る選手は5名前後だという。

前任者の高橋監督は選手の自主性を重視し、練習メニューや試合メンバーなども選手たちに決めさせていたという。芥川監督は昨季までのやり方をいきなり変えることはせず、そして指導者から一方的に押しつける指導ではなく「一緒に作り上げること」を柱とした。

「5人のリーダー陣と、毎週月曜日に30分くらいミーティングをして、自分が練習メニューの骨格を提案、それをリーダーたちにかみ砕いてもらっている。互いにチームを作っているという信頼関係につながっている。まだコロナの影響で1日1時間半くらいしかできないので、分単位でメニューを決めている」(芥川監督)。

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