人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

ラグビー コラム 2023年11月20日

【ハイライト動画あり】帝京大学が6戦全勝で首位!明治大学に32 点差快勝。関東大学対抗戦A

ラグビーレポート by 多羅 正崇
  • Line

青木恵斗(帝京大学)

明治大学の得点機は少なくなかった。

前半26分の敵陣ゴール前ラインアウト。後半8分の敵陣22m内アタック。後半17分の敵陣スクラム。

しかし帝京大学の真骨頂であるフィジカリティ、セットプレーで圧力を受けた。一方の帝京大はフィジカル勝負を前面に押し出しつつ、数的優位とみればスペースにボールを運ぶ判断力、ハイスキルで、高確率で得点を重ねていく。

獲り切る帝京大学。

獲り切れない明治大学。その差が最終スコアに表れた。

関東大学対抗戦、5戦全勝同士の首位攻防戦。創部100周年で1位(勝点25)の明治大学と、2位(勝点24)で大学3連覇を狙う帝京大学が11月19日、秩父宮でぶつかった。

「ミスから得点されたシーンも多く、取り切るべきところで取れないなど、自分たちの詰めの甘さが出た試合でした」

帝京大のWTB高本とむがそうコメントしたのは、ミスが多かった2週間前の早稲田大学戦(36-21)だ。

主将のHO江良颯は「さらに成長していくための大きな分岐点になるのでは」と早稲田大戦を振り返っていたが、その予感は確信に変わったかもしれない。反省を活かし、明治大戦ではシンプルにフィジカルを押し出した。

明治大は序盤、PR床田淳貴のジャッカルなどで帝京大の攻撃を食い止めていた。しかし最初の本格的な敵陣攻撃をロングキックで終えると、これをクリーンキャッチされてしまい逆襲を受ける。

蹴り返されてインゴール・ドロップアウトになると、ここから帝京大がNO8奥井章仁、LO青木恵斗、HO江良主将というビッグヒッターを少ないパスで次々に走り込ませ、ゲインを獲る。

小村真也(帝京大学)

最後はWTB小村真也が右隅で快走。伏見工業(現・京都工学院)を花園初優勝に導いた山口良治氏を祖父に持つ3年生ランナーが、先制トライを決めた。

明治大、この日唯一のトライは前半11分だった。

一度はモールを止められたものの、敵陣2度目のラインアウトモールで、堅固な塊を維持したままトライ。相手の圧力をいなし、入れ違うようにインゴールへ雪崩れ込んだ。ゴールは失敗で帝京の2点リード(7-5)となった。

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

人気ランキング(オンデマンド番組)

J SPORTSで
ラグビーを応援しよう!

ラグビーの放送・配信ページへ