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ラグビー コラム 2023年11月10日

春の都大会を制した早稲田実業に、準決勝で劇的ドローの成城学園が挑む。久我山×目黒の名門対決も激戦必至。高校ラグビー花園予選、東京第1、第2地区決勝展望

ラグビーレポート by 直江 光信
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12月27日に東花園市花園ラグビー場で開幕する第103回全国高校ラグビーフットボール大会に向けた地区予選が、秋の深まりとともに佳境に入ってきた。各地で続々と代表校が決まる中、11月12日には秩父宮ラグビー場で東京第1、第2地区の決勝が行われる。

まず11時30分キックオフの第1地区決勝で対戦するのは、早稲田実業と成城学園だ。第1シードの早稲田実業は今季、4~5月に開催された都春季大会で國學院久我山(25-22/準決勝)、目黒学院(24-17/決勝)を連破し優勝。6月の関東大会はAブロックに出場し、春の全国選抜大会を快勝した桐蔭学園(神奈川)に14-43、流経大柏(千葉)に0-10と敗れるも、トップクラスの強豪に果敢なチャレンジを見せて確かな実力を証明した。今回の花園予選も初戦(3回戦)で明大中野八王子を42-0、10月29日の準決勝では本郷を55-7と圧倒しており、順調な仕上がりをうかがわせる。

一方の成城学園は新チーム発足当初からケガ人が多かったこともあり、新人大会(12-34明大中野)、春季大会(12-43目黒学院)といずれも準々決勝で敗退。もっとも春季大会は敗者戦で明大中野に40-7と雪辱を果たし、本郷を54-5で倒して5位で関東大会の出場権をつかんだ。その関東大会はFブロックで日大明誠(山梨)に50-14、深谷(埼玉)に19-12で勝利し優勝。故障者が続々と復帰した秋以降はさらに力を伸ばし、ベストの布陣が整った東京との花園予選準決勝では、後半ロスタイムのトライ&ゴールで29-29の同点に追いついた末に抽選で次戦への出場権を獲得、2年連続の決勝進出を果たした。

戦力面を見ると、早稲田実業はSH宮下羚、SO田中大斗の3年生HB団が安定しており、プランに沿ってしっかりとゲームを組み立てられることが大きな強みになっている。FWにはキャプテンのFL多田陽道、LO遠藤直輝をはじめ経験豊富なハードワーカーが並び、セットプレーを計算できる点も心強い。効率よく陣地を取っていいエリアでゲームを進め、2年生主体の勢いあるBKを伸び伸びと走らせる流れに持ち込めば、狙い通りにスコアを重ねられるだろう。

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