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ラグビー コラム 2023年10月16日

【ハイライト動画あり】ラスト10分に底力を発揮したアルゼンチン、ウェールズとの熱闘制し2大会ぶりのベスト4進出決める。ラグビーワールドカップ2023準々決勝リポート

ラグビーレポート by 直江 光信
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イングランドとのプールマッチ初戦での完敗からよく立ち直り、試合を重ねるごとにパフォーマンスを向上させて、ついにトップ4にたどり着いたアルゼンチン。主軸選手の多くがキャリアのピークを迎え、この試合ではHOクレービー、SOサンチェスらベテランが勝負どころで決定的な仕事をやってのけるなど、ここにきてチームは急速に進歩を遂げつつある。ここから先はすべて格上相手の厳しい戦いとなるが、2大会ぶり3度目の準決勝では、さらに研ぎ澄まされた攻守を見せてくれるだろう。

「この試合が大一番になること、そして一致団結しなければならないことはわかっていた。(中略)すべてが思い通りにいくわけではない。大切なのはしっかりと反応することだ。我々は最後まで戦い続けることができた」(アルゼンチンHOフリアン・モントージャ主将)

一方のウェールズ。開始からの30分で10-0と先行し、その後も複数の得点機を作れていただけに、痛恨の準々決勝敗退となった。最終スコアは12点差と開いたが、内容としてはひとつのプレー選択、ひとつの判定で勝敗が入れ替わっていた可能性も十分ある際どいクロスゲームだった。

「(アルゼンチンは)ハーフタイム前に少し足が止まったように思ったが、そこで2、3のペナルティを許し、ゲームを振り出しに戻されてしまった。そのソフトなペナルティは残念だった」とウォーレン・ガットランド監督。FLジャック・モーガン主将も、「相手がフィジカルを押し出してくることはわかっていたが、規律とミスが自分たちを苦しめた」とみずから流れを手放したシーンを悔やんだ。

文:直江 光信

直江 光信

スポーツライター。1975年熊本市生まれ。熊本高校→早稲田大学卒。熊本高校でラグビーを始め、3年時には花園に出場した。著書に「早稲田ラグビー 進化への闘争」(講談社)。現在、ラグビーマガジンを中心にフリーランスの記者として活動している。

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