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ラグビー コラム 2023年10月9日

盤石のアイルランド、スコットランドの気迫みなぎる挑戦退け1位通過決める。ラグビーワールドカップ2023、プールB最終節レビュー

ラグビーレポート by 直江 光信
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アイルランド×スコットランド

逆転での決勝トーナメント進出に燃えるスコットランドの気迫みなぎるチャレンジにも、アイルランドの盤石の牙城は揺るがなかった。ゲインラインバトルを制し、組織力と運動量で上回って、過去何度も激闘を繰り広げてきた誇り高き好敵手を力でねじ伏せた。圧巻の36-14。世界ランキング1位のアイルランドが、プレッシャーのかかる大一番でスコットランドに快勝し、文句なしの4連勝でプールB1位通過を果たした。

試合はいきなり動いた。開始50秒過ぎ、中盤で攻撃を継続するアイルランドは、右中間ラックから左へ振ってCTBギャリー・リングローズがきれいにラインブレイク。外をサポートしたWTBマック・ハンセン→WTBジェームズ・ロウとパスがつながり、早々に先制トライを挙げる。

スコットランドも直後のターンで敵陣に攻め込み、22メートル線内でマイボールラインアウトのチャンスをつかむが、アイルランドは自慢の堅守で対抗。速いテンポのアタックにもあわてることなく防御ラインを保ち、最後は相手が孤立したところでNO8ケーラン・ドリスがターンオーバーを勝ち取る。11分から13分にかけてのシーンもぶ厚い壁のような防御で相手の前進をことごとく阻み、危なげなく守り切った。

その後もアイルランドが気迫の攻守で優位に立つ時間は続き、18分にはスコットランドのキャプテン、FLジェイミー・リッチーがタックルの際に右肩を痛めピッチを退く痛恨のアクシデント。そして26分、アイルランドは得意のラインアウト起点のアタックから狙い通りに大外でオーバーラップを作り、FBヒューゴ・キーナンが左コーナーに飛び込む。SOジョニー・セクストンが難しい角度のゴールも決め、リードを12-0に広げた。

アイルランドは32分にも相手陣22メートル線内に攻め入り、ハードワーカーぞろいのFWが近場勝負でジリジリと前進。最後はLOイアン・ヘンダーソンがタックルをかいくぐって左中間に押さえる。さらに前半終了間際にはゴール前ペナルティでPGではなくタップキックからの攻撃を選択し、相手ディフェンスを崩し切ってまたもキーナンが右中間にフィニッシュ。この時点で4トライのボーナスポイントを手にし、26-0で前半を折り返した。

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