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ラグビー コラム 2023年10月2日

【ハイライト動画あり】「歴史を作るチームになることが我々のゴール」。フィジー、ジョージアとの死闘制し決勝T進出に王手。ラグビーワールドカップ2023プールCレビュー

ラグビーレポート by 直江 光信
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今大会で注目の的となっているフィジーが、ここまで調子の上がらない戦いが続いていたジョージアの渾身のパフォーマンスに土俵際まで追い込まれた。前半はほとんど見せ場を作れぬまま0-9での折り返し。ラインアウトを支配され、接点のバトルで受けに回り、大半の時間を自陣でのディフェンスに費やした。それでもひるむことなくファイティングポーズを維持し、重要な時間帯に2本の美しいトライを挙げて勝ち切った。その戦いぶりに、現在のチームの充実は表れていた。

4万の大観衆で埋まるスタッド・ド・ボルドーで17時45分にキックオフされたこの一戦。ここまで1分け1敗の勝ち点2、決勝トーナメント進出へ望みをつなぐため絶対に勝利が必要なジョージアは、開始直後から気迫みなぎるヒットを連発して流れをたぐり寄せた。

5分、フィールド中央のブレイクダウンで反則を誘い、SOルカ・マトカヴァのPGで先制。19分にはディフェンスラッシュから中盤のラックでペナルティをもぎ取り、WTBダヴィト・ニニアシヴィリが約60メートルの超ロングPGを見事に成功させる。直後のゴールラインを背負ってのピンチも猛タックルで最後の一線を死守し、28分過ぎには14フェーズにわたるフィジーの波状攻撃をはね返して40メートル近く前進する圧巻のディフェンスも見せた。

その後もジョージアペースで試合は進み、31分にふたたび防御でのペナルティ奪取からWTBニニアシヴィリの長距離砲で加点。38分の右タッチライン際を突破したプレーは惜しくもラストパスがスローフォワードと判定されたが、あわやトライという場面を作り場内のムードはさらにヒートアップする。結局40分間を通してジョージアが主導権を握ったまま、9-0で前半を終えた。

後半。フィジーは勢いを取り戻すべくキックオフから猛然とたたみかけるが、42分にエースのWTBセミ・ランドランドラがデリバレートノックオンでイエローカードを受けてしまう。数的優位となったジョージアはここでさらにギアを上げて攻め立て、敵陣レッドゾーンまで前進。マイボールスクラムを起点に猛攻を仕掛け、ゴールラインに迫った。

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