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ラグビー コラム 2023年6月12日

【ハイライト動画あり】立正大学が春を白星締め!法政大学は秋の雪辱戦へ。第12回関東大学春季交流大会Bグループ

ラグビーレポート by 多羅 正崇
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ラグビー関東大学春季交流大会2023 Bグループ

【ハイライト】法政大学 vs. 立正大学

しかし法政大も苦しい状況で粘り強い。途中出場したCTB田中大誠が広いタックルレンジでトライセーブ。PR四元涼太もスクラムトイメン3番のキャリーからボールをもぎ取る好プレー。守備からエナジーを増していく。

が、後半15分だった。

流れを変えたのはスクラムだ。

立正大が敵陣ゴール前の相手ボールスクラムでプッシュ。押し切り、相手の反則を誘発するターンオーバー。局面を一気に反転させると、最後はFW戦で押し込み、LO八木崇太がチーム5本目。31-10までリードを広げた。

大会最終戦、春季大会を白星で締めたい法政大も粘る。

突破口を開いたのは途中出場組だ。まずはキャリーに定評がある16番石川空悟が粘り強い突進&オフリードパスで突破演出。寺前琉達から17番袴田賢へと繋ぎ、まずは後半最初のトライ。

さらに雨脚が強くなる中、法政大はキック「50:22」で敵陣右の得点機。モールは押し切れなかったが、途中出場のHO石川がキャリーに切り替えて2連続トライ。フランカーもできる21歳が反撃の狼煙を上げる。

これで点差は、1トライ1ゴールで同点になる7点差(24-31)。

法政大はさらに敵陣22m内でラインアウトの好機。しかし立正大が守り切る。法政大はパスミスも重なり、今度はビジターの立正大に好機。

右ラインアウトから順目の2次攻撃で、南アフリカ出身WTBハインリッヒ・フルックスが相手を弾いて豪快トライ。

流れをふたたび引き寄せると、後半40分には、守備も献身的だったPR多田翔一朗らがラック脇のバトルに勝利。トライラインの先に押し込み2連続トライ。

ミスから追撃を逃した法政大。

終盤の2トライで突き放した立正大。最終スコアは41-24。立正大はFWとBKがそれぞれトライを取り合う地力を見せた。

大会2勝目を挙げた立正大は、2勝3敗でBグループ4位フィニッシュ。法政大は1勝4敗で同5位となった。

立正大は攻防に自信を深め、法政大も課題と収穫を手にした。リーグ戦での再戦はどうなるか、雪辱はあるか、秋の本番が楽しみだ。ちなみにBグループの首位は、同組最終戦、6月18日(日)の筑波大学(勝点19)と日本大学(勝点15)で決定する。

文:多羅 正崇
多羅正崇

多羅 正崇

スポーツジャーナリスト。法政二高-法政大学でラグビー部に所属し、大学1年時にスタンドオフとしてU19日本代表候補に選出。法政大学大学院日本文学専攻卒。「Number」「ジェイ・スポーツ」「ラグビーマガジン」等に記事を寄稿.。スポーツにおけるハラスメントゼロを目的とした一般社団法人「スポーツハラスメントZERO協会」で理事を務める。

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