人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

ラグビー コラム 2023年3月20日

山口県の高川学園、ワクワクして臨む初の全国大会。初戦で古豪・秋田工業と対戦。全国高校選抜ラグビー大会注目校紹介

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
  • Line

チャージをかわしてキックする大嶋柚楽主将

現在部員は2年生が15人、1年生が14人の計29人。キャプテンFB(フルバック)大嶋柚楽、副キャプテンの1人WTB(ウィング)福永俊太、SH(スクラムハーフ)豊廣匠成(いずれも2年)ら10人が高川学園中出身だ。

高校でラグビーを始める選手も1学年に3~4人おり、全体で18人が山口県内出身だが、柔道部、バレー部と兼用の寮もあるため、副キャプテンで大阪出身のPR(プロップ)/HO(フッカー)久米優利(2年)ら、各学年5人ほどが県外出身だ。

部として初の全国大会出場にあたり、FB大嶋主将は「率直にうれしいです!もしかしたら(推薦枠が)来るかも知れないと思っていました」。高川学園中学の2年に大嶋主将らに誘われて入部した副将のWTB福永は「規律面などチームの連携が取れたことが全国大会出場につながった」と破顔した。

大津のディフェンスを切り裂くSO林

初戦の相手は東北王者で、花園出場70回を誇る名門・秋田工業(秋田)となった。大嶋主将は「持ち味はSH豊廣、SO(スタンドオフ)林香凛(1年)を中心としたFW(フォワード)とBK(バックス)が連携した展開ラグビー。自分たちのできる限りの力を発揮したい」と言えば、花園出場に憧れて高川学園に進学した副将のPR/HO久米は「初の全国大会なのでワクワクしています。今までやってきたディフェンスで相手を圧倒して勝ちたい」と意気込んでいる。

タックラー2枚を突破するLO藤沢

伝統的に秋田工業はFWが強いと予想されるため、トンガ人留学生の身長187cmのLO(ロック)シオネ・マヘ、チーム最長の189cmLO藤沢大輝(ともに2年)2人の奮闘は欠かせない。「新チームになって、ずっとFWのディフェンスに力を入れてきた。尾道戦もそうでしたが、FW陣が頑張ってディフェンスするところが勝負の鍵となる」(野村監督)。

なお、トンガ出身のマヘは高川学園のある防府市ラグビー協会の会長が、高校時代に来日した日本代表FLリーチ マイケル(東芝ブレイブルーパス)の活躍に感銘して、「自分たちも同じことができるのでは……」と留学生の支援を決めて、高川学園が受け入れを決めたことで入部したという。

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

人気ランキング(オンデマンド番組)

J SPORTSで
ラグビーを応援しよう!

ラグビーの放送・配信ページへ