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コベルコ神戸スティーラーズ vs. 東京サンゴリアス
両軍は2018年度の前身リーグ(トップリーグ)決勝戦でも対戦している。そのスコアは55-5だった。
2年目のジャパンラグビーリーグワン、1月14日(土)に兵庫・ノエビアスタジアム神戸で行われた2勝1敗同士の好カード。
4位のコベルコ神戸スティーラーズが、3位の東京サンゴリアスを迎え撃ったディビジョン1(D1)第4節。
その理由について、指揮官のニコラス・ホルテンHC(ヘッドコーチ)は「メンバー変更に関しては全員インフルエンザが原因」と説明した。
一方ビジターとして神戸に乗り込んだサンゴリアス。
齋藤直人(東京サンゴリアス)
共同キャプテンのSH齋藤直人は、この試合のフォーカスポイントについて「フィジカルの部分」「勢いのあるチームなので、入りの20分に特にフォーカス」していたと明かした。
その序盤から、スティーラーズは攻撃の精度に苦しんだ。
3-3で迎えた前半12分。スティーラーズが相手反則から敵陣22m内で連続攻撃。しかし9番とランナーのタイミングが合わない。
スティーラーズは要所でのハンドリングエラーがその後も続いた。試合を通して実に11回サンゴリアスは6回だった。
2018年度の決勝戦では、そのフォワード間の細かいパスを活かした全員ラグビーで圧倒。55-5で圧巻の優勝を遂げた。その試合はサンゴリアスがノックオンなどのミスをしていた。
しかしあの日から形勢は逆転。サンゴリアスの田中澄憲監督は守備の準備が奏功した、と語った。
「(スティーラーズは)フォワードの細かいパスを得意としているので、そこに対してしっかりとプレッシャーを掛け、スキルエラーを誘いました」
スティーラーズは前半18分の敵陣ラインアウトなど、空中戦の攻防でも劣勢に立たされた。
「一つひとつの細かいところ、スキルの精度が足りていませんでした。ラインアウトであればリフトがワンテンポ遅れていたり。スローイングの精度にも問題がありました」(スティーラーズ、ホルテンHC)
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