花園近鉄ライナーズ、ディビジョン1の初陣は「ファーストパンチかまして殴り倒しにいく」。ジャパンラグビー リーグワン

野中キャプテン（左）とゲニア　写真提供：花園近鉄ライナーズ

12月16日（金）、今季ディビジョン1に昇格した近鉄花園ライナーズが「NTTジャパンラグビー リーグワン2022-23」開幕に向け、本拠地である大阪・東大阪市花園ラグビー場で会見を開いた。なお、開幕戦はビジターで、12月18日（日）午後2:30からNECグリーンロケッツ東葛（昨季12位）と対戦する。

会見の登壇者は飯泉景弘GM（ゼネラルマネージャー）、水間良武HC（ヘッドコーチ）、キャプテンのFL（フランカー）野中翔平、開幕戦で9番をつけて先発するSH（スクラムハーフ）ウィル・ゲニアの4人だった。

開幕前会見　写真提供：花園近鉄ライナーズ

昨季、攻撃ラグビーを武器にディビジョン2で優勝し、自動昇格した花園近鉄ライナーズ。飯泉景弘GMは「トップのディビジョンで戦えることはとてもうれしい。今季は水間HC、野中キャプテン率いる総勢96名でトップ4を目指し、昨季同様のワクワクするアタッキングラグビーで、見ている人たちが感動していただくようなゲームができたらいい」と語った。

また、「試合だけではなく、花園ラグビー場でのホストゲーム開催時は『ハッピーパーク』を開催し、見に来ていただけるファンの方々に、喜んでいただけるようなことも行ってまいります」と挨拶した。

昨季、チームを昇格させた水間HC

就任2シーズン目の水間HCは「チーム理念に『感動』があるように、皆さんに感動を届けられるようなラグビーをしていきたい。試合は勝つか負けるかしかないですが、チームとして（トップ4という）目標は掲げています。ただ、我々は結果だけではなくプロセスを大事にして、見ている人が感動する、憧れるような存在になるようなラグビーを目指していくので、会場で感じていただけたら幸いです」と話した。

野中キャプテンは「自分たちが持っている力を100％出し切るところで何か感じ取ってもらえる部分があれば、と思っています。（他の人が）感動するかは、僕たちがコントロールできることではないと思っているので、まずは自分たちが、チームメイトの鳥肌が立つようなプレー、行動、言動でシーズン中も成長して、最終的にトップ４達成したい」と意気込んだ。