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ラグビー コラム 2022年9月12日

【ハイライト動画あり】大熱戦!明治大学がタフ・ゲーム制す!筑波大は準備力光る。関東大学対抗戦

ラグビーレポート by 多羅 正崇
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齊藤誉哉(明治大学)

「筑波大学さんがすごく良い準備をしてこられて、それに対して、自分たちのミスから苦しい試合になったと思います」(明治大学・WTB石田吉平主将)

試合序盤から、筑波大学の準備力は光っていた。

9月10(土)に東京・駒沢で行われた関東大学対抗戦Aグループの開幕戦。

昨季準優勝の明大は、負傷者や体調不良者を抱えながら今夏を乗り越えたが、対抗戦初戦で「非常に緊張感のある相手」(明大・神鳥裕之監督)の筑波大と対峙することになった。

時に筑波大は、熟練の狙撃手のように、狙い定めた標的を鮮やかに仕留める。振り返れば2015年度、V7を達成する帝京大学の学生相手の公式戦連勝を「50」で止めたのも筑波大だった。

当時のヘッドコーチ職から指揮官となった嶋崎達也監督は、この重要な一戦を前にして「勝つ準備をしてきました」と闘志をのぞかせていた。

土曜の昼過ぎに3809人を集めた一戦で、しかし先制点を挙げたのは、奇襲を成功させた明大だった。

それまで紫紺ジャージーはSH萩原周のダイレクトパスから、幾度も接点にフォワードが走り込んでいた。

ところが前半5分、ゴールライン目前で仕掛けたのはバックスのSO伊藤耕太郎。ブラインドの位置から駆け込み、先制のトライ。2フェーズ前でロングゲインしたFL森山雄太のデコイ(おとり)のランも利いた。

筑波大の準備力を感じさせるプレーの連続は、この失点直後だった。

失トライ後のリスタート、筑波大のキックオフボールが相手フォワードの戻りにくい位置に落ちる。すると相手の捕球直後、WTB大畑亮太が猛タックルをかまし、すぐさま2人掛かりで圧力を加えた。

強みとするブレイクダウン・ワークで、見事に攻守交代。さらに相手反則から得点機のラインアウトを迎える。

谷山隼大(筑波大学)

ここで筑波大はジャンパーのパスから別働隊のモールで突進。最後は最後尾のNO8谷山隼大が勝負する「三段構え」のような複層攻撃で、最後はFW戦から対抗戦今季初トライ。前半9分に同点(7-7)とした。

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