人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

ラグビー コラム 2022年8月22日

接点のバトルを制圧した東海大が同志社大に完勝。菅平夏合宿練習試合レビュー

ラグビーレポート by 直江 光信
  • Line

 

ラグビーは激しいコリジョンをともなうフットボールだ。体をぶつけ合う接点のバトルの形勢が、その後のプレーを大きく左右する。そんな競技の核心ともいえるパートを制圧した東海大が、10トライを挙げる猛攻で同志社大に完勝し、夏合宿初戦で好スタートを切った。

ゲーム序盤は同志社大の意欲的な姿勢が光った。開始1分、自陣から積極的にボールを動かして中盤付近でペナルティを獲得すると、CTB嘉納一千がすかさずクイックタップで速攻を仕掛ける。防御裏へのチップキックをみずからキャッチし、WTB山本希へとつないで早々に先制トライを奪った。

しかし東海大は動じなかった。7分、相手の反則からタッチキックでゴール前へ攻め込むと、ラインアウトモールを押し切ってすぐに追いつく。その後もFW戦を中心にコンタクト局面で厳しくプレッシャーをかけ、主導権を掌握。17分にはゴール前ラインアウト起点のアタックからFLレキマ・ナサミラが豪快に相手ディフェンスを突き抜け、12-5と勝ち越した。

同志社大も22分、ラインアウトからテンポよく順目を攻めて相手防御を崩し、FB大森広太郎があざやかなステップでタックラーをかわして右中間にフィニッシュ。12-12のイーブンに戻したが、東海大はここからがたくましかった。自陣ゴール前でのピンチを粘り強いディフェンスでしのぎ切って陣地を押し戻すと、35分に流れるような連続攻撃でBKがアウトサイドを崩し、WTB中川湧眞が勝ち越しのトライを挙げる。38分にはターンオーバーからの切り返しでCTB近藤翔那が左スミに押さえ、24-12とリードを広げて前半を終えた。

そして迎えた後半。勝負は立ち上がりの10分あまりで一気に決した。

まずは41分、東海大が長い連続攻撃を仕留め切ってFLナサミラがこの日2本目のトライをマークすると、続くキックオフから縦横にボールをつないで前進し、最後はキックパスを受けたWTB中川がノーホイッスルでインゴールに飛び込む。さらに48分SH清水麻貴、50分WTB中川、53分にはキャプテンのCTB伊藤峻祐と、立て続けにトライを奪取。13分間で29点を挙げる怒涛のラッシュを見せ、スコアはまたたく間に53-12まで広がった。

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

人気ランキング(オンデマンド番組)

J SPORTSで
ラグビーを応援しよう!

ラグビーの放送・配信ページへ