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ラグビー コラム 2022年8月15日

東芝ブレイブルーパス東京、「猛勇狼士」を魂の言葉としてリーグワンの2シーズン目に挑む

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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ブラックアダーHC(写真提供:東芝ブレイブルーパス東京)

一昨季、昨季に続いてFL(フランカー)徳永祥尭と、SH(スクラムハーフ)小川高廣の2人が共同キャプテンを務める。ブラックアダーHCは「小川、徳永は昨季も素晴らしい仕事をしてくれました。キャプテンという2人がいることで、新しいラグビー、新しいリーグに上手く適応できた。2人は本当に信用できるメンバーだし、彼らはチームを第一に考えてくれる。組織からも尊敬されている人間であるし、選手としてもどんどん良くなっている」と信頼を寄せた。

新加入選手として天理大学やNTTドコモレッドハリケーンズ大阪で活躍したPR(プロップ)山川力優、白鴎大学時代はCTB(センター)だったPRタウファ・ラトゥが加わり、46名で今季は戦う。「昨季は52名でしたが、今季は46名の少数精鋭で戦って参ります。12年ぶりの日本一に向けて活動していきたい」(薫田GM)。

4シーズン目を迎えるブラッカダーHCは「自分たちとしてはイノベーションをどんどん打ち出して、スマートに、判断できる選手をたくさん抱えてやっていきたい。チームが強い信念をもって動いているとわかる状況にしたい」。

「過去を振り返るとすべての面で成長できた。私としては異なったアタッキングストラクチャーを導入したいと思っています。ディフェンスもさらによくできると確信している。FW(フォワード)コーチのサム・ワードが2年目になりますが、FWパックはかなり成長できると思います。革新性なラグビーに取り組みたいと思います」と意気込んだ。

会見当日から全体練習がはじまり、9月中旬にはすべての外国人も来日し、本格的に始動する。12月のリーグワン開幕までに強豪中心に10試合のプレシーズンマッチを予定しており、10月末には例年通り、鹿児島でのキャンプも実施する。ラグビー面だけでなく、事業面でも革新的な施策を行い、来月にも再び会見を行うという。

12シーズンぶりの日本一、そして世界に轟く「唯一無二のユニークなラグビークラブ」になるために東芝ブレイブルーパス東京の新たなチャレンジが始まった。

文:斉藤健仁/写真提供:東芝ブレイブルーパス東京

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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