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ラグビー コラム 2022年5月2日

春の早明戦、明治大学がロスタイムで劇的勝利。ラグビー関東大学春季大会

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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関東大学ラグビー春季大会2022

【ハイライト】早稲田大学 vs. 明治大学

春季大会初戦で白星スタートとなった明治大学の神鳥裕之監督は、「今季の公式戦初戦と言うことで、細かく見れば、まだまだ課題や積み上げなければいけない部分があると思いますが、まずは早稲田大学さんという、素晴らしい相手に強度の高い試合ができたことが一番の収穫」と振り返った。

キャプテンのWTB石田も「課題が予想以上にたくさん出たので、そこを今後の春季大会で修正しないといけないが、そういう中でも勝ちきれたのが大きい」と、勝利に喜びながらも反省は忘れていなかった。

一方、同点に追いついたものの、勝利できなかった早稲田大学の大田尾竜彦監督は「春シーズン最初の試合ということでしたし、非常に選手も気持ちが入った試合を見せてくれた。負けましたが、初戦としては非常に良いパフォーマンスを選手たちがしてくれた。スクラム、ブレイクダウンと今やっていることはできた。今後に向けて非常に収穫のある試合だった」と納得した表情で話した。

早稲田大学NO8相良主将

キャプテンNO8相良は「春季大会の初戦を札幌ドームでできたことはうれしかった。FWとBK(バックス)一体となってラインブレイクができたことは収穫でしたが、自分たちの足りないものがわかったので、次に向けて改善していきたい。明治に負けてだいぶ悔しいので、今季はもう負けないようにしたい」と悔しそうに話した。

早稲田大学、明治大学ともに今季の初戦だったが、指揮官や選手のコメントを聞くと、新チームとなってから、この2~3月に取り組んできたことが、十分に出せた試合になったようだ。

エールの交換をする両チーム

北海道で行われた、今季の「早明」の第1ラウンドは明治大学に軍配が上がったが、夏合宿、そして対抗戦、大学選手権とライバル同士の激突は今季も続いていく。両校ともに、まずは春季大会で新しい選手、システムなどを使いつつ、秋に向けてチーム力を上げていきたいところだ。

文/写真:斉藤健仁

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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