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ラグビー コラム 2022年4月15日

サンゴリアスの圧倒的な攻撃力に、ブルーレヴズがどう対抗するか。リーグワン第13節プレビュー

ラグビーレポート by 直江 光信
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試合展開としては前半戦、特に立ち上がりの15分に注目したい。サンゴリアスが早い時間帯にスコアを挙げてのびのびと攻めてくる流れになれば、その勢いを止めるのは難しくなる。ブルーレヴズはここ3試合の前半の平均失点が4.3と最初の40分で質の高いパフォーマンスを発揮しており、それが好結果の要因となった。ブルーレヴズにすればひたむきにディフェンスし続けて失点を最小限にとどめ、堅い展開に持ち込みたいところだろう。

東京サンゴリアススターティングメンバー

発表された先発メンバーを見ていくと、サンゴリアスは前節レッドハリケーンズ戦からFW1人、BK2人を変更。ファン待望の公式戦デビューを飾ったばかりの箸本龍雅がリザーブから6番に繰り上がり、HBはSH流大、SO田村煕のコンビに入れ替わった。前節10番を背負ったダミアン・マッケンジーはFBでの出場となる。また序盤戦で活躍が光ったツイヘンドリックが、第7節以来約7週間ぶりにリザーブでメンバーに名を連ねた。

静岡ブルーレヴス スターティングメンバー

対するブルーレヴズも、前節からの変更はFW1人、BK2で同じとなった。注目はこの春に東海大学を卒業し加入したばかりで7番で先発するFLジョーンズリチャード剛。献身的なディフェンスと仕事量が持ち味のハードワーカーで、トップスピードで懐深く突き刺さるビッグタックルは必見だ。SHには37歳の矢富勇毅、13番には鹿尾貫太と、経験豊富な実力者がスターティングメンバーに復帰した。

マッチアップで楽しみなのは、サンゴリアスのCTBサム・ケレビとブルーレヴズのCTBヴィリアミ・タヒトゥアのミッドフィールドでのバトル。現在ボールキャリーはケレビが全体1位(135回)でタヒトゥアが4位(119回)、ディフェンス突破数もケレビが2位(53回)でタヒトゥアが7位(42回)と、ともにペネトレーターとしてリーグ屈指の能力を披露している。昨シーズンのトップリーグでトライ王を分け合ったWTBテビタ・リー(現在9トライ=1位)とWTBマロ・ツイタマ(同5トライ=11位タイ)のフィニッシャー対決も興味深い。さまざまな見どころのあるゲームとなりそうだ。

文:直江 光信

直江 光信

スポーツライター。1975年熊本市生まれ。熊本高校→早稲田大学卒。熊本高校でラグビーを始め、3年時には花園に出場した。著書に「早稲田ラグビー 進化への闘争」(講談社)。現在、ラグビーマガジンを中心にフリーランスの記者として活動している。

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