人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

ラグビー コラム 2022年1月11日

【ハイライト動画あり】ブラックラムズ東京が昨季の雪辱果たし白星発進。レッドハリケーンズ大阪はホーム開幕戦を勝利で飾れず。ジャパンラグビーリーグワン第1節

ラグビーレポート by 直江 光信
  • Line

ジャパンラグビー リーグワン2022 ディビジョン1

NTTドコモレッドハリケーンズ大阪 vs. リコーブラックラムズ東京

しかしブラックラムズの集中力は最後まで途切れず、続くマイボールのキックオフでルーズボールを確保すると、途中出場のSH南昂伸がラックサイドを突破。そのままあざやかなランで駆け抜けて勝負を決定づけるトライを挙げる。残り時間もしっかりとゲームを制御し、43-22でフルタイムを迎えた。

マット・マッガーン

ブラックラムズはHO武井主将が「今シーズンの武器にしようとハードに練習してきた」と胸を張るモールを起点に5つのトライを挙げるなど、強みを押し出した試合運びで手応えを感じる白星発進を飾った。昨季のリーグ戦ではラストプレーの逆転トライで悔しい敗戦を喫した相手に雪辱し、敵地で勝ち点5を挙げられたことで、チームは大きく勢いづくだろう。アタック、ディフェンスいずれもアグレッシブにファイトし続ける姿勢は、今シーズンのさらなる躍進を予感させた。

ホーム開幕戦で黒星スタートとなったレッドハリケーンズも、SOヤンチースの早々の負傷退場という不運に見舞われる中、持てる力を出し尽くしてプライドを示した。リズムよくボールが動く躍動感に満ちたアタックはもちろん、スタジアム内外での工夫を凝らした企画と試合中の演出にも、この一戦に向けクラブとして重ねてきた入念な準備のあとは表れていた。大黒柱の司令塔の早期の戦線復帰とともに、そうした努力が実を結び、地域のラグビー熱の高まりにつながることを願いたい。

文:直江 光信

直江 光信

スポーツライター。1975年熊本市生まれ。熊本高校→早稲田大学卒。熊本高校でラグビーを始め、3年時には花園に出場した。著書に「早稲田ラグビー 進化への闘争」(講談社)。現在、ラグビーマガジンを中心にフリーランスの記者として活動している。

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

人気ランキング(オンデマンド番組)

J SPORTSで
ラグビーを応援しよう!

ラグビーの放送・配信ページへ