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ラグビー コラム 2021年12月29日

桐蔭学園、「チャレンジャー」として3連覇を目指す東の横綱。全国高校ラグビー大会

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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花園では3連覇に挑む桐蔭学園

12月27日(月)から始まった「花園」こと、全国高校ラグビー大会。春の選抜大会で準優勝し、今季もAシードに選ばれたのが、3連覇を目指す「東の横綱」桐蔭学園(神奈川)である。12月30日(木)の2回戦、第1グラウンドの第1試合で昌平(埼玉)と戦う。

昨季、コロナ禍の大会だったものの桐蔭学園はNO8(ナンバーエイト)佐藤健次(早稲田大学1年)、LO(ロック)青木惠斗(帝京大学1年)、WTB(ウィング)秋濱悠太(明治大学1年)と、今季、ルーキーながら大学ラグビーで活躍した選手が多数いたこともあり、決勝戦まで盤石の試合で連覇を達成した。

ただ、新チームとなり、春の選抜大会こそ総合力の高さとディフェンス力で決勝まで駒を進めたが、東福岡(福岡)に31-46で力負けしてしまう。6月、ケガの影響でリーダーが1人しかいなかった関東大会Aブロックでは初戦で流通経済大柏(千葉)に20-36で敗戦。7月、夏の7人制ラグビーの全国大会では茗渓学園(茨城)にカップトーナメント1回戦で敗退と、1度もタイトルを手にすることができなかった。

監督就任節目の20年目を迎えている藤原監督

8月の夏合宿は長野・菅平で行うことができたが、再び練習試合で東福岡に大敗してしまう。その後はコロナ禍の影響で練習できない時期を経て、9月に全体練習ができるようになっても、完全下校まで2時間という制限があり、対外試合も行わなかった。藤原秀之監督は「いつもより練習が30分短くなり、1週間で2時間、1ヶ月で10時間減ってしまった」と話した。

県大会決勝、トライを決めた2年生エースのFB矢崎由高

それでも神奈川県初戦の決勝は、昨季、100回の記念大会のため開催された関東のオータムチャレンジ(都府県2位によるトーナメント戦)を勝ち抜き、花園に出場した東海大相模を22-9で下して20回目の花園出場を決めた。

監督就任20年目の節目を迎えた藤原秀之監督は「3連覇は至難の業。そうするような練習はしていない。神奈川県予選決勝で勝つための練習をしていた。花園で1つ勝つことがどれだけ大変か、我々スタッフはわかっている。まず、やれることをやって、1戦1戦、勝って正月を花園で迎えたい」と冷静に現状を分析していた。

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