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ラグビー コラム 2021年10月15日

BKに決定力有する同志社と立命館が激突。優勝争いに踏みとどまるのはどちらか。

ラグビーレポート by 直江 光信
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昨季8位の近畿大学天理大学との開幕戦に続いて同志社大学にも勝利したことで、関西大学Aリーグは俄然上位争いが白熱してきた。10月3週目の第3節からはようやく有観客・有料での開催にもなり、皇子山陸上競技場では立命館大学と同志社大学が激突する。ともに初戦は勝ったものの2戦目を手痛い逆転負けで落としているだけに、優勝へ望みをつなぐ上で絶対に負けられない一戦だ。

9/18 同志社大学 vs. 関西大学

関西大学春季トーナメントを制し、十分な手応えを持って秋を迎えた同志社大学は、第2節で近畿大学の勢いある攻守の前にペースをつかみ切れず、残り10分の勝負どころで2トライを許して苦い敗戦を喫した。チャンスを作りながらも相手の気迫みなぎるタックルにあと一歩を阻まれる場面が続き、ミスやペナルティで簡単にボールを失うシーンも目立った。学生屈指と評される自慢のBK陣が走り回る展開に持ち込めず、伊藤紀晶ヘッドコーチは「あまりボールを動かせないゲームになってしまった」と悔しさをにじませた。

9/19 立命館大学 vs. 関西学院大学

一方、初戦で関西学院大学に43-24と快勝し好スタートを切った昨季5位の立命館大学は前節、新型コロナウイルスの影響で約1か月開幕が遅れた京都産業大学を相手に後半5分まで13-7とリードしていたものの、そこから5連続トライを奪われ突き放された。今夏より就任した鬼束竜太ヘッドコーチが「後半途中のチャンスを仕留め切れず、相手のペースにさせてしまった」と振り返ったように、スコアでプレッシャーをかけられなかったことが痛い黒星の要因となった。1対1のタックルで前に出られず、相手の波状攻撃を寸断できなかったディフェンスの修正も、今後の重要な課題だろう。

共同キャプテンを務めるLO南光希、SH田村魁世をはじめ多くの選手が下級生時から公式戦を経験している同志社大学に対し、立命館大学は今季よりレギュラーに定着したメンバーが多い構成だが、要所に好プレーヤーを擁し、ポテンシャルは引けを取らない。特にBKは両チームとも世代を代表する顔がそろっており、その激突はこの一戦の大きな見どころのひとつだ。決め手のあるランナーへいかにいい形でボールを持たせられるか、そして相手のスピーディーなアタックをいかにディフェンスで封じるかが、勝敗を分けるポイントになるだろう。

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