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BKはSH(スクラムハーフ)吉沢文洋と、SO清原祥がハーフ団を構成、トライ王のWTBマロ・ツイタマがケガのため、12番のシオネ・トゥイプロトゥが11番にシフトし、14番にはWTB伊東力が入った。五郎丸に替わり、FBには3月に帝京大学を卒業したばかりの奥村翔が入った。
ホームのクボタがヤマハ発動機を打ち砕いて準々決勝へ進むのか。それともヤマハ発動機がクボタを退けて、ホーム・静岡で行われる準々決勝への切符を手にするのか。快晴の中、2,033人の観客が見守る江戸川陸上競技で12時にキックオフされた。
前半3分、先制したのはヤマハ発動機だった。ラインアウトを起点にSO清原がスペースにボールを蹴って伊東がトライ。ゴールも決まって7点を先制する。
タックルされながらもトライしたクボタSOフォーリー
クボタも接点で相手の反則を誘って敵陣に入り、12分、CTBテアウパ シオネが突破し、SOフォーリーがトライを挙げて7-7と同点に追いつく。PG(ペナルティゴール)を挟んで、25分には自陣から積極的に展開し、FLトゥパ フィナウが中央にトライを挙げて17-7とする。
さらにクボタは29分、FB金のカウンターから好機をつかむと、ラストパスをヤマハ発動機のFB奥村が意図的にノックオン。ペナルティートライを得て24-7とリードを広げる。これでFB奥村はシンビン(10分間の退場)となった。
数的有利となったクボタは敵陣に攻め込むが、ヤマハ発動機も粘りの守備で、そのまま24-7でハーフタイムを迎えた。
スクラムにこだわりを見せたヤマハのFW陣
後半、先に得点を挙げたかったヤマハ発動機は、敵陣でスクラムのチャンスを得る。スクラムにこだわり、9分間ほど攻めたが、ゴールラインを割ることができなかった。
すると再び、試合の流れはクボタへ。ラインアウトを起点にボールを継続し、最後はFLラブスカフニがトライ。その後、相手のFB奥村にトライを許すが、34分、37分とFLラブスカフニがトライし、ハットトリックを達成した。結局、5トライを挙げたクボタが46-12で快勝し、準々決勝に駒を進めた。
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